じゃがいもは常温で長期保存ができ、ストックにも最適な野菜でどこの家庭でも必ず常備していますよね。

でもいざ調理をしようとして切ってみたら、じゃがいもの中心に黒い塊があったり、変色したものがありませんか?

これって不良品?変色したのは食べたらダメなのか?気になりますよね!

今回はじゃがいもに空洞があったり黒くなっている原因、また茶色や黒い筋について食べられるのかなどご紹介しますよ! 

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じゃがいもを切ったら中に黒い塊が!食べられる?空洞や黒い部分の原因

画像: http://ephytia.inra.fr/fr

どうもラヴィです!

先日、カレーを作ろうと思ってじゃがいもの皮を剥き、半分に切ってみたら「中心が空洞になって黒い塊」なものが!!

え?何??このエイリアン的な存在にビックリです。

実はこのじゃがいもの中にいた黒い塊の原因は、主に2つ。

1つ目は、 「黒色心腐れ病(こくしょくしんぐされびょう)」という生理障害。

大雨により畑に水が溜まり、生育したじゃがいもが呼吸困難の窒息状態で酸素不足になったり、また貯蔵中に換気不足で酸素が足らないことが原因になるようです。

25℃以上の高温や酸素不足になると中の細胞が死んでしまい、壊れずに残ったチロシナーゼ(酵素)が活性化し、ジャガイモに含まれるチロシンがメラニン化し黒く変化するのです。

2つ目は、 「褐色心腐れ病(かっしょくしんぐされびょう)」というこちらも生理障害の一つで、 じゃがいもが大きくなる途中に高温や乾燥、水分不足が原因で中心細胞が変色してしまうのです。

黒い部分は食べても特に健康上に問題はありませんが、加熱しても固くて食感が悪く残念ながらおいしくはありません。

出来るだけ黒い部分は取り除いて食べることをおすすめします。

また黒い塊はなくじゃがいもの中心に空洞だけあるものは、気象の変化や栽培状況によって起こる生理障害で、急激な肥大化によることが多いようです。

中心空洞も食べても健康的な害はありませんが、このまま保管されると中心が茶色や黒く変色もしてしまいます。

特にじゃがいものサイズが大きいものに空洞があることが多いので購入の時には注意したいですね。

じゃがいもの出荷選別の時には、機械を通して空洞をセンサーで判別したりもしますが、見た目ではこれらの症状を発見することは難しいので、もし購入した場合は外れを引いてしまったことに。

しかし購入店舗によっては、交換も可能でしょうからレシートと現品を持って相談してみるといいですね。

じゃがいもが柔らかいと腐っているのかの判断に迷いますよね。

詳しくはこちらに!>>>じゃがいもが柔らかくなったら腐っている?食べられない?判断の仕方

じゃがいもを切ったら茶色い輪っかや黒い筋!この理由は?食べても平気?

次にじゃがいもの内側に皮に沿ったように茶色や黒く輪っか状に変色したり、黒い筋が入っているものをみたことありませんか?

この茶色の輪っかや黒い筋ができる原因の1つは、先ほどの黒い塊の原因ともなった 「褐色心腐れ病」。

そして 「青枯れ病」もしくは「輪腐れ病(リングロット)」という病気の可能性もあります。

どちらともじゃがいもの表面に傷がつき、そこから菌が侵入することにより起こります。

病害といっても、食べても健康上の問題ありませんが高温の環境で発生が多いので、出来るだけ涼しい冷暗所で保管してください。

ただ変色についてひとつ注意して欲しいことがあります。

それは、じゃがいもの変色には様々な原因があって生理的現象と病害は変色した様子が似ている事もありそのまま食べて、場合によっては吐き気や腹痛などを起こすことがあります。

>>>じゃがいもを食べて腹痛!芽や緑化したものは食べられるの?

以上の考えると、食べることはおすすめしません。

見た目も食感も良くないので、厚めに皮を剥いたり茶色や黒い筋の部分は取り除いたりしたほうが安心して食べられますね。

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じゃがいもを切った後に変色や黒くなる理由と対処法

じゃがいもの皮を剥いたり、切ったりした後に変色する理由は、ずばり「ジャガイモに含まれるポリフェノールが酸化すること」です。

黒くなったりするのはチロシナーゼやチロシンといったアミノ酸の一種が関係していて、空気に触れることにより酸化されメラニンという物質に変化するのです。

メラニンといえば、日焼けをするとしみやそばかすの原因とも言われているものなので女性ならご存知の方も多いのではないのでしょうか?

まさにじゃがいもも人間と同じようなことが起きていて、紫外線を浴びることにより起きるのです。

ですので、たとえ黒く変色をしても毒性はありませんが気になるのなら、その部分だけをそぎ落として調理してくださいね。

変色を防ぐ対処法ですが、チロシナーゼの特性を利用すれば防げます!

この物質は「水に溶けやすい」性質をもっていて、皮を剥いたあと水につけておけばチロシナーゼは溶けて働かなくなり、酸化してメラニンに変わることもなくなるので、変色を防ぐことが出来ますよ。

じゃがいもを使い切れないほど多く切ってしまった!そんなときにおすすめの保存はこちらの方法♪
>>>切ってしまったじゃがいも、保存可能?おすすめ冷蔵・冷凍方法

まとめ

じゃがいもを切ったら中に黒い塊があって食べても、特に健康上に問題はありませんが、出来るだけその部分は取り除いて調理してください。

原因は、大雨でじゃがいもが息ができない状態になって発生したり、もしくはジャガイモに含まれるチロシンがメラニン化し、黒く変化することもあります。

じゃがいもの生理障害なので食べても特に人体に影響はありません。

同じくじゃがいもを切ったときの茶色い輪っかや黒い筋も健康上に問題はありませんが、食感も良くなく美味しさも失われているので取り除いて食べることをおすすめします。

このようにじゃがいもが変色する原因は【病害によるもの】と【生理障害によって起こるもの】ですが、出荷前に選別されていますが、見た目に判断が難しいので商品として混じってしまうこともあることを知っておきたいですね。

ジャガイモは常備野菜として本当に便利ですし、おいしいじゃがいもを安心してたくさん食べたいですね!

ナスの中も黒くなっていると食べても大丈夫なのか心配ですよね?

こちらに詳しくありますよ!>>>茄子の【黒い種や斑点】どこまで食べられる?腐った状態の見分け方