どうもラヴィです!
買い置きしておいたじゃがいもが見た目はそんなに変わってないけど、触るとふにゃふにゃと柔らかくなってることありますよね。
コレって食べられるの?
もしかして腐ってる?
そんな疑問を持ったことありませんか。
ではじゃがいもが腐っているとき、食べられないときはどんな状態なのか?
今回は
・じゃがいもが柔らかいのはなぜ?
・じゃがいもが腐っている、食べられるかの判断の仕方
・じゃがいもの日持ちは何日?
・柔らかいじゃがいもの調理法
など「柔らかくなってしまったじゃがいも」についてまとめてみました!
目次
じゃがいもが柔らかい!食べられる?腐っている状態の比較
じゃがいもを触ってみたら、柔らかかったり、しなっていたりすると大丈夫なのか心配することってありますよね。
私もじゃがいもを大量にいただいた時、何日か経って残りのほうになると柔らかくなり、芽が出始めてたりするので食べてもいいのか心配した経験があります。
結論を言えば、
『ふにゃっとぶよぶよした柔らかいじゃがいもでも腐っているわけではありません!』
そして食べられるのか?
といえば食べられます!詳しくは後述しますね。
じゃあ腐っているじゃがいもってどんな状態で見た目かと言うと
- 茶色や黒く変色している
- 茶色っぽい汁が出ている
- 異臭がする
- カビが生えている
というように一見してヤバイ腐ってる見た目です!
腐って実が溶けてしまったときなんて、見た目にもすぐに分かりますが、さらにニオイを嗅いでめちゃくちゃ後悔するほどイヤな悪臭があるので分かると思います。
少しだけなら、茶色や黒い腐った部分を切り落とし白い部分だけにして調理しましょう。
じゃがいもがふにゃっと、しなっと柔らかくなる原因
ではなぜじゃがいもが柔らかくなってしまうのでしょう?
じゃがいもが柔らかくなる原因は、水分が抜けてしまったため。
通常、じゃがいもは冷暗所で保存しますが、貯蔵している間にもどんどん水分は抜けてしまいます。
その間、じゃがいもの休眠期間が終わると芽も出始めてきます。
芽には毒があるので絶対取り除いてくださいね!
芽が出たり皮が緑化したじゃがいもには「ソラニン」「チャコニン」という天然の毒素が含まれます。
食べると腹痛や嘔吐といった食中毒の原因にもなるので絶対取り除きましょう。
ぐにゃぐにゃしていても皮を剥いてみて、身がきれいな白っぽくクリーム色していたら問題なく食べられますよ♪
柔らかいと皮むきの際にピーラーが引っかかってやりにくい、皮も厚くむきがちですが、そんなときは
『ボウルに「水」をはり、じゃがいもを浸しておきましょう!』
実や皮に水分が戻り、皮もむきやすくなりますよ☆
⇒もうミニトマトをシワシワにしない!解消方法と長持ち保存方法☆
ただ、ぐにゃぐにゃと柔らかくさらに芽が出てしまったじゃがいもは、じゃがいもの栄養やうまみを芽に取られて美味しくないことが多いです。
柔らかくなる前に食べてしまうのがベスト!
しかし保存方法によってシワシワや柔らかくならないじゃがいもになるので是非知っておきましょう。
じゃがいもを柔らかくしない!適切な保存方法
少しぐらい柔らかくなったジャガイモでも、皮をむいて白いクリーム状なら問題なく食べられます。
とは言っても味が落ちてしまうので、じゃがいも本来のホクホク感や甘みが損なわれてしまうのは残念ですよね。
せっかくならじゃがいもの正しい保存方法を知っておきましょう!
じゃがいもは冷蔵保存が適さない野菜です。
1番良いのは7~14℃の「常温保存」、暗くて涼しい風通しのある場所が適していますよ。
風通しの悪い場所は湿気がこもり、腐ってしまう原因にもなるので注意しましょう。
冬は台所の片隅の風通しの良いでも問題ありませんが、夏の高温多湿な時期は野菜室が最適です。
まずじゃがいもを新聞紙で包みます。
1個ずつまたは数個ずつでも大丈夫です。
それを段ボールや紙袋に入れて冷暗所に置いておくだけ。以上です^^
えっ?包むのが面倒臭い??
そんな人はじゃがいもが入りきる紙袋や蓋が閉めれる段ボールに新聞紙を何枚か広げ入れて、その中にじゃがいもを入れてもOKです。
新聞紙で覆い、ジャガイモに直射日光を当てさせないようにすることが重要です!
光を当ててしまうと光合成が進み、じゃがいもから芽が出たり緑化してしまいます。
さきほどもお伝えしましたが、じゃがいもの芽やじゃがいもの皮をむいて緑色になった部分は、毒素を持っているので食べてはいけません。
絶対に取り除きましょう!
詳しくはこちら⇒じゃがいもを食べて腹痛!芽や緑化したものは食べられるの?
じゃがいもを新聞紙で包んでおくだけで、保存期間がグッと伸びます。
しかし新聞紙が湿ってしまうとじゃがいもを腐らせてしまうので、たまに新聞紙を替えるようにしましょう!
じゃがいもの賞味期限は?日持ちはどのくらい?
じゃがいもというと日持ちも長くもつイメージですよね。
前述したようにじゃがいもの保存は
- 涼しい場所
- 風通しの良い場所
- 湿気の少ない場所
- 暗い場所(直射日光が当たらない)
という、この4つが適切なじゃがいもの保管条件で、上手に保存しておけば4~6か月の間も保管出来るんです。
でも家庭でじゃがいもを保管するとなると、そうもいかないですよね。
購入後のじゃがいもの大体の保存期間を知っておきましょう。
じゃがいもの日持ち期間【常温保存の場合】
前述したように、じゃがいもは涼しい(7~14℃)場所での保存が適しています。
家の中で涼しく風通しの良い場所に、必ず直射日光が当たらないよう紙袋や段ボール、または新聞紙で包んで保管すれば、夏なら1週間~10日、冬は3~4週間保存が可能です。
このときにりんご1個を入れておくと、エチレンガスが出てじゃがいもから芽が出るのを防いでくれますよ。
うちではガレージで保管しておりますが、冬場なら1か月以上問題なく保管できています!
じゃがいもの日持ち期間【冷蔵(野菜室)保存の場合】
初夏から秋にかけて常温保存では暑すぎる気温になる場合、冷蔵それも「野菜室」での保存がおススメです。
この場合でも紙袋や新聞紙に包み、さらにビニール袋に入れ乾燥を防ぐと日持ちがグッと伸びますよ。
野菜室でじゃがいもを保管すると、夏場でも1か月ほど日持ちが可能です。
ただ野菜室の乾燥で、じゃがいもの水分が抜けてしまいシワシワや柔らかくなったりしやすく、味が落ちるので1週間ほどで食べきってしまう方がイイですよ☆
じゃがいもの中には、あえて低温で貯蔵した”越冬じゃがいも”というのもあります。
じゃがいものデンプン質を糖分に変える働きを利用しているのですが、普通のじゃがいもより糖分が高く甘みが強いのが特徴です。
冷蔵庫保管もあれば、雪や氷を利用した保管などじゃがいも自体が凍らないための自己防衛を逆手に取っているのです。
4~5月になると出回るのでぜひお肉料理の付け合せに使いたいですよね!
芽が出て柔らかくなったじゃがいも消費レシピ7選
じゃがいもをたくさんもらったけど、芽が出始めてブヨブヨしている。
買い置きし忘れてたじゃがいもがふにゃふにゃに柔らかくなっちゃった!
なんてとき、さっそく晩ごはんにじゃがいもを消費しないとマズいですよね。
やわらかくなってしまったじゃがいもでも美味しく消費できるレシピをご紹介します!
①子供も大好きハッシュドポテト☆
ブヨブヨの皮は剥きにくいのあらかじめ水に浸しておくといいですよ。
お肉にもお魚にも合う1品ですよね。
②おやつにも♪もちもちチーズポテト
つまみにもおやつにも幅広い年代に愛されるイモ餅ですが、チーズを入れればさらにみんな大好きな味になりますよ!
③定番ポテトサラダ!
ふにゃふにゃになったじゃがいもは、皮がむきにくいのであらかじめ茹でてから皮をむくと、スルりと剥けるので調理法としておススメです。
➃ポテトコロッケ
揚げ物って大変ですが、ジャガイモコロッケは外せないですよね!
⑤フランスの地方料理「アリゴ」
じゃがりこで作るなんちゃって”じゃがアリゴ”が人気ですよね。
せっかくじゃがいもがあるのなら、フランス地方料理「アリゴ」を作っちゃいましょう♪
⑥あつあつポテトグラタン!
なんでジャガイモとチーズはこんなに相性抜群なんでしょうねー。
グラタンにすれば、これ1品で立派なメイン料理です☆
⑦スペイン風オムレツ
豪華に見えるのに、意外にもササッと出来てしまうスペイン風オムレツ☆
ツナやベーコン、トマトやピーマン、じゃがいも以外にも具沢山にするとボリューム満点な1品になりますよね。
かぼちゃのスープの献立に迷ったらこちら→→かぼちゃスープに合うおかずや献立は?メインは何?余ったときのアレンジ方法
まとめ
じゃがいもが柔らかくなっていても腐っているわけではありません。
腐ったじゃがいもは
- 茶色や黒く変色している
- 茶色っぽい汁が出ている
- 悪臭・異臭がする
- カビが生えている
というように見た目も大きく変わっています。
腐ったものも食べられませんが、じゃがいもの芽や緑色のものも毒があるので注意しましょう!
柔らかいじゃがいもでも皮を剥いて、きれいなクリーム色や白っぽければ問題なく食べられますからね!
ふにゃふにゃだからと捨てなくても大丈夫、茹でて潰したり使う前に水に浸しておけば皮もむきやすくなり、美味しく調理できますよ。
ジャガイモの甘辛煮って美味しいですよね。
仕上げにジンジャーペーストでダイエット効果も!