キュウリは鮮度が落ちやすい野菜なので、冷蔵庫で知らないうちにぶよぶよシワシワになっているなんてことありますよね。
実はきゅうりを新鮮な状態で冷凍すると、栄養やパリっと歯ざわりを残して、日持ちを長く延ばすことができるのです!
しかし間違った方法できゅうりを冷凍をすると解凍後に食感が悪く失敗してしまうため、きゅうりは冷凍できないと思われがちなんです。
今回はキュウリを美味しく冷凍する方法と、冷凍以外の長期保存できる方法も併せてご紹介します!
きゅうりは冷凍できる!方法は?冷凍するときの注意ポイント
どうもラヴィです!
冒頭でもお伝えしましたが、キュウリが沢山あって使い切れない時は「冷凍保存」ができるのでおすすめです。
きゅうりを冷凍する方法は、
- まるごときゅうり1本冷凍する
- きゅうり切ってから冷凍する
2つの方法があります。
しかし生のままきゅうりを冷凍するときには注意するポイントがいくつかあります。
そして冷凍するときのきゅうりの形によって変わってくるのでご注意ください!
まるごときゅうりの冷凍は解凍後がポイント
まるごと1本のきゅうりを冷凍するときは、水気をよくふき取りそのままZIP袋に入れて冷凍するだけ!
しかし水分の多い丸ごと1本のキュウリを冷凍すると、解凍後に食感が悪くなってしまうため、食べ方がポイントとなってきます。
きゅうりは冷凍すると細胞壁を壊し、食感が極端に変わってしまいます。
ですので、まるごときゅうりを冷凍したものを調理するには、少し解凍したあとに切り分けること。
そして切ったあと完全に解凍する前に合わせ酢やピクルス液といった調味酢につけること。
この2点がポイントとなります。
もしも漬物やピクルス以外に使用したいときは、半解凍で薄切りにしたら水に通して解凍し、ギューっと絞って水気をよく切ってください。
または次でご紹介する「薄切り冷凍きゅうり」がおすすめです!
薄切りきゅうりの冷凍方法
サラダや和え物など副菜としてきゅうりを活用したいときには、きゅうりを薄切りにして冷凍することをおススメします。
- キュウリを縦に切りタネ部分をスプーンで取り除く
- 3~5㎜の薄さにきゅうりを薄切りにする
- ボウルにきゅうりを入れ、塩小さじ1ほど揉みこみ、10分~15分置いて水分を出す
- ③のきゅうりをよーく手で絞り、さらにキッチンペーパーで水気をよく拭いてから、ZIP袋またはラップに包み急速冷凍する
冷凍するときには、袋に入れたあと空気をよく抜き、薄く平らにしてアルミトレーにのせると早く冷凍できます。
解凍方法は、ボウルか鍋に水を張りその中へ冷凍きゅうりを入れさっと水にくぐらせてザルにあげます。
そしてよーく水気を手で絞り、サラダや和え物に加えます。
もちろんスープや炒め物にも使えますよ!
きゅうりの冷凍後の食感が悪くなるのを少なくするためには、あらかじめ水分を抜くことが大切です。
きゅうりの冷凍は2~4週間保存ができます。
きゅうりのニオイが苦手という人も多いですよね。
克服方法はこちら!
⇒ きゅうりの匂いが嫌い!ニオイや苦みを消す方法と青臭い理由
きゅうりの漬物は冷凍できる?
きゅうりが沢山手に入ったら保存も可能な「きゅうりの漬け物」にしてしまうのが便利ですよね。
お漬物のパリパリとした食感は食べ出すと止まらなくなりますが、お弁当にも使えるお漬物は「冷凍」して長期保存ができるのです!
しかし浅漬けは冷凍できません。
きゅうりを冷凍すると水分が出るので、浅漬けのみずみずしいカリッとした食感と塩分も薄まってしまって風味が落ちます。
「きゅうりのキューちゃん」は、 冷凍もできるお漬物で人気ですよ。
パリパリとした食感を残したまま冷凍ができて、保存期間も2か月は大丈夫。
手間はかかりますが、大量に作って冷凍保存しておけばお弁当にも使えて便利です。
生姜は冷凍すると日持ちがぐんと伸びますよ!
まとめ
きゅうりは冷凍保存が可能なんです。
きゅうりを冷凍する時のポイントは
- タネをとり切ってから塩で水分をあらかじめ出しておく
- まるごと冷凍したときは半解凍で切りわけ、調味液に漬ける。または、薄切りのときには水気をよく手でしぼる
- きゅうりの漬け物を漬けたら、使う分ずつ分割して冷凍
夏野菜が安く出回り始めたら、ぜひキュウリをまとめて買って長期保存しながら少しずつ楽しむのも良いですね。
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