どうもラヴィです。

薬味に欠かせない生姜ですが、欲しいときは少しだけだったり大量消費することって少なくないですか?

買っても変色させたり、カラカラに干からびてしまったり、残りを無駄にしてしまうこともあります。

 

私も何度かやってしまったのですが、「冷凍保存」ができると教えてもらいました。

 

でも生姜って冷凍できるの?

冷凍しても栄養や効能は変わらないの?

今回は生姜の冷凍についてご紹介します。

生姜を保存するための4つの方法

スーパーで生姜を買ってきたら、家で出来る保存方法は4つあります。

生姜にとって最適な方法、自分にとって最適な方法、折り合いがつく方法を選びましょう!

①常温保存

生姜は寒さに弱い野菜のため、冷蔵庫や野菜室といった10℃以下の場所での保存は低温障害を起こしてしまいます。

また暑すぎても乾燥しててもダメ。

 

生姜の最適温度は14~15℃なので、夏場以外の涼しい季節は「常温保存」が生姜には最適です。

 

そのときは買ってきた袋のままではなく、湿らせたキッチンペーパーに包み、さらに新聞紙で包んで保存しましょう!

 

このときキッチンペーパーが数日すると乾いてくるので、濡らし直してくださいね。

1週間ほどは保存でき、状態が良ければ10日~2週間保存可能です。

 

実は里芋も寒いところは嫌いな野菜なんですよ。詳しくはこちら↓

>>里芋が柔らかい!これは腐ってる?見分け方と長期保存できる方法

②冷蔵保存

暑い夏なので常温保存は難しい、新聞紙に包んでおいて忘れてしまう、

そんなときには「冷蔵保存」も出来ます。

 

冷蔵庫に入れるといってもそのままだったり、新聞紙に包んだりするだけでは低温障害を起こしやすいので水の中で保存します。

 

ジャムの空き瓶やタッパーに生姜が浸るほどの水を加えます。

蓋をして水がこぼれないようにしたら野菜室で保存します。

 

3~4日に1度はきれいな水に替え、清潔に保てば1ヶ月ぐらい保存できますよ!

丸のままだけでなくすりおろしても冷蔵保存は可能です。

③冷凍保存

野菜室は満タンという人には「冷凍保存」も可能です。

冷凍保存の場合のメリットは、キッチンペーパーを濡らしたり水を取り替えたりなどと手間がかかりません。

 

うっかり腐らせたり、カビさせたりなんて心配もありません。

冷凍でならおよそ1ヶ月は大丈夫ですよ。

※忘れてしまって冷凍庫で乾燥してしまうこともあるので気をつけてくださいね。

 

塊のままでも、スライスしてもすりおろしても冷凍できます。

私も冷凍庫にすりおろし生姜をZip袋に薄く凍らせ、使う分だけ割って取り出してます。

剥いた皮も冷凍しておき、鶏スープや出汁を取るときに重宝しています!

 

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④乾燥保存

一手間かかりますが、3ヶ月~半年ほど長期保存できる方法が「乾燥保存」。

 

生の生姜をスライスして乾燥、またはスライス後に蒸してから乾燥します。

乾燥させるには、天日干しか日陰干ししましょう。

 

電子レンジでも出来ますが、方法を間違えると火災の危険もあります。

注意してくださいね。

 

しっかり乾燥させ、清潔な瓶に保管すれば長期保存できます。

乾燥をさせるとダイエットにも効果のある成分が増えますよ!

詳しくは下記でご紹介します。

生姜の栄養や効能は冷凍するとどうなる?最適な保存方法は?


古くから生姜は漢方に使用されるほど薬効の高い食品です。

生姜の主な効能は辛味成分のこの3つ

  • ジンゲロール
  • ショウガオール
  • ジンゲロン

 

生姜はダイエットに冷え性にアンチエイジングにと効果の高い食品です。

でも食べ過ぎには注意しましょう!
生姜のすごい効能と1日の摂取量は?食べ過ぎると逆効果の理由

 

生姜の保存方法によって栄養価的にはあまり変わらないようですが、生姜の持つ効能が大きく変わってしまいます。

 

まず生姜のもっとも多く含まれる「ジンゲロール」ですが強い殺菌作用をもち免疫を強化し、冷えを改善するなど多くの効果を期待できます。

 

しかしこのジンゲロールは”生の生姜”、それも”すりおろした直後”が1番多く含まれます。

 

実はジンゲロールは酸素に弱く切ったり、すりおろしたあとに酸素に触れると働きが弱まってしまいます。

そうめんや冷奴など薬味に欲しいときは、食べる直前にすりおろした方が効果的です。

 

そのためすりおろしておいて保存したり冷凍保存をしたりする場合は、ジンゲロールの効能が薄くなってしまいます。

最適な保存方法は皮付きで「常温保存」です。

 

次に「ショウガオール」、ショウガオールにも抗菌作用・抗酸化作用・冷え性の改善といった効能を期待できます。

 

特に嬉しい効能として「基礎代謝がアップする」こと。

ショウガオールは体温を上げ、基礎代謝率を向上させる効果が確認されています。

 

そんなショガオール生姜が加熱・乾燥することによって作られます。

さきほどのジンゲロールとは逆なんです。

 

生姜をおろしてそのまま食べていては、ショウガオールは摂取できないということ。

例えば、しょうが焼きの残った漬け汁まで一緒に加熱しないと、せっかくのショウガオールを捨ててしまうのですね。

 

ショウガオールに適した保存方法は「乾燥保存」

とくに1度蒸してから乾燥させることで、ショウガオールの量が10倍増えるとされています。

 

そして「ジンゲロン」

ジンゲロンもショウガオールと同じく、加熱や乾燥によって生成されます。

 

効能も同じように冷え性や発汗作用またダイエット効果といったショウガオールと同様、嬉しい効能です。

 

そのためジンゲロンを活かした保存方法も「乾燥保存」

同じく、蒸して加熱してからよく天日乾燥させると保存期間も延びます。

 

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まとめ

生姜は古来中国・インドでも西洋でも日本でも古くから薬効効果の高い食材として認められてきました。

冷蔵庫や冷凍庫はその時代には無かったため、常温保存や乾燥保存での保管が一般的だったことでしょう。

 

生姜の効能を無くさずに保存するのは、昔ながらの保存方法が1番良いのでしょうね。

 

もちろん冷凍保存しておくことも使いたいときに使え、とても便利です。

自分にとって使いやすい保存方法も大事ですよ!

 

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