一年を通して食卓でよく登場するきゃべつですが、サラダで生で食べる場合と炒めたり煮て加熱して食べる方法が一般的ですよね。
でもキャベツに限らず野菜は熱に弱い、と聞きますが「生で食べるのと加熱して食べる」とでは栄養価が違うものなのでしょうか?
今回はきゃべつの生と加熱はどっちが栄養があるのか?
さらに生で食べる美味しいきゃべつレシピをご紹介したいと思います。
目次
キャベツの生と加熱後では栄養価が変わる?おススメは生食!
どうもラヴィです!
1年中を通してきゃべつは買いやすく、食卓に上がる野菜トップ3に入るのはうちだけではないですよね?
でも焼きそば、ホイコーロー、蒸しきゃべつなどいつも加熱調理して食べていたけど、生食とどっちが栄養があるのか気になりますよね。
きゃべつの十分な栄養素を逃さずに摂取するのであれば、 断然「生食」がおススメです!
次ではきゃべつを生のまま食べる方が栄養満点な理由を説明していきますよ。
キャベツは生で食べることをおススメする理由
ずばりその理由は、きゃべつの栄養素を壊さずに身体の中へ取り入れることができるからです!
ここできゃべつに含まれる主な栄養とその弱点を説明しますね。
ビタミンC
キャベツに含まれる栄養で注目したいのが 「ビタミンC」。
ビタミンCというとレモンのイメージですよね。
でもきゃべつの葉を2~3枚で、1日分のビタミンCが補給できるほどきゃべつにはビタミンCを多く含む野菜なんです。
とくにキャベツの葉っぱの外側の部分や芯のところに多く含まれていて、美肌効果や疲労回復もあり風邪予防にも効果を発揮します。
きゃべつの芯の栄養について詳しくはこちら。
>>>キャベツの芯や外側の葉は栄養が高い!美味しく変身する方法
しかしビタミンCは水溶性のため水に溶けだしてしまうこと、そして加熱によって破壊されてしまう弱点があります!
煮たり茹でたりすると、ビタミンCをゆで汁に多く失ってしまうので注意したいですね。
それと、パリっとした千切りきゃべつが食べたいからと「切ったあと水に長く浸しておく」ということも、水へキャベツの栄養を流し放題ですから出来れば避けましょう。
きゃべつの洗い方って意外に疑問点が多くありませんか?
>>>【キャベツの洗い方】どこまで洗う?丸ごとや千切りの場合の洗い方
ビタミンU
きゃべつの特長である「ビタミンU」という栄養素があります。
これは別名「キャベジン」とも言われ胃潰瘍や、十二指腸潰瘍を治癒させるだけでなく胃の不快になる原因を抑制したり、骨粗しょう症の予防効果もあります。
あの有名な胃腸薬もココから名前を取っているんですよ。
しかしビタミンUは加熱によって破壊されてしまうので、生のまま食べないと摂取できません!
ビタミンUも水溶性ビタミンなので、水に栄養が流失されてしまいます。
調理法には気をつけましょうね。
ビタミンK
「ビタミンK」は牛乳と同じくらいのカルシウム吸収率があり、きゃべつに含まれるビタミンKは野菜類のなかではトップクラスです。
ビタミンKは脂溶性ビタミンになるので、油と相性が良く一緒に摂ることで吸収率が上がります。
そして豊富に含まれる食物繊維は、腸内環境を整えて肥満の抑制になったり大腸がんや糖尿病などの病気の予防にも効果があります。
さらには葉酸も多く含まれていますよ!
上記であげたきゃべつの栄養を逃さずに体内に吸収しようと思ったら、加熱しない「生食」がおススメです。
なかでもきゃべつの効能をよく表している例が「トンカツと千切りキャベツ」!。
とんかつの付け合わせと言えば山盛りの千切りきゃべつが添えられていますよね。
実はこの組み合わせは、脂っこいとんかつをキャベツに豊富に含まれるビタミンUで胃腸を優しく守ってくれているんです。
さらに、食物繊維がトンカツの脂肪の吸収を抑える効果もあるので、これはまさに理にかなった食べ方と言えるのです!
またキャベツには抗酸化作用が高く、病気にかかりにくくする効果もあります。
ただこの時に、キャベツを千切りにしてから長く水にさらしてしまってあれば意味がなくなってしまうので気をつけたいですね。
そして千切りキャベツを酢につけておくと、豊富に含まれる食物繊維が善玉菌を増やしてくれるので、腸内環境が整えてくれたりもしますよ。
キャベツの生食がどんどん進むおいしいサラダレシピ7選
では「キャベツを生で食べるのがよい」となると...思いつくのはサラダですよね^^;
ですがきゃべつの切り方や味付け次第でどんどん食が進むメニューに早変わりするんです!
そんなモリモリ箸が進んでしまう美味しいレシピをご紹介したいと思います。
定番コールスローサラダ
一般的なコールスローは、塩で軽く揉んでから水気をきったり絞ったりしますが、それをせずに動画のように切ってドレッシングで和えるだけなら栄養も逃さず手間もかかりませんよ♪
やみつききゃべつ
切って和える。
それだけなのに、めちゃめちゃ箸が止まりません!!
無限キャベツ
ツナやマヨネーズなど家にあるものだけで出来るし、パパっと簡単に副菜もできて超便利なレシピですよ☆
チキンラーメンパリパリサラダ
マジでコレおすすめ!!
ベビースターがしっかり味があるので、味付けいらず。
ゆで卵やサラダチキンを加えたりすれば、これだけでボリュームある1品にもなりますよ。
サラダチキンってそのまま食べるだけ?温めても大丈夫?
>>サラダチキンはそのままレンジで大丈夫?温め時間は?節約自作レシピ
やみつき塩昆布きゃべつ
ざくざくと切って和えるだけ!
簡単おつまみにも、あともう1品というときにも大活躍ですよ。
きゃべつのしらすあえ
きゃべつとしらすで合わないわけない!という和え物です。
こういう1品が、ささっと作れてしまうとお料理上手に見えますよね~。
サバ缶きゃべつ
調理時間たった30秒!
包丁も要りませんよ。
キャベツを食べる時は、肉や魚などの動物性食品や豆腐などの大豆製品も摂り入れることをおススメします!
なぜなら、一緒に食べることで美肌効果がさらにアップなんです!
美味しく食べて、綺麗な肌にもなれるキャベツは素晴らしい野菜ですよね!
まとめ
キャベツは生と加熱では栄養価が変わるのでご注意を!
生食の方がしっかりと逃さず栄養も摂取できますが、加熱する場合には溶け出した栄養をのがさないスープや蒸し料理にして食べるのがおススメです。
キャベツの生食は、栄養素を壊さず逃さずに身体の中へ摂り入れることができるからです。
キャベツは手でちぎって調味料を和えるだけでも、立派なメニューに早変わりしたり
定番のコールスローから簡単な和え物までイロイロなバリエーションがありますよ!
栄養が豊富なので身体にも嬉しいし、生のキャベツをたくさん食べて食事もヘルシーにできますね。
キャベツとレタスの違い、ちゃんと分かってます?