どうもラヴィです。

外食で漬け物を食べるとホッとすることってありませんか?

 

白いごはんとおいしいぬか漬けを食べると「ちゃんとしたごはんを食べたなぁ」という気分になりますよね。

 

自分でぬか漬けを作ったら家でも「ちゃんとしたごはん」を食べれると思ったけど、ぬか漬けってめんどくさいのでは、と少し不安です。

そこで、一人暮らしでも簡単にできるぬか漬け作りがないかなと思い、調べたのでご紹介します!

難しい?簡単?ぬか漬けの作り方

 

まずは、ぬか漬けの基本的な作り方について説明します。

 

ぬか漬けは、米ぬかに塩と水を混ぜて、防腐のための赤唐辛子を入れます。

風味をよくするために煮干しやシイタケを入れることもあります。

 

そして、米ぬかを発酵させるために野菜の皮や芯の部分を漬け込み、数日したら入れ替えます。

これを「捨て漬け」と言います。

 

こうして、米ぬかを手入れしながら上質のぬかみそへと育てていくのです。

 

 

大変そう…正直ハードルが高いです^^;

 

断念しそうになりますが、スーパーに行くとすでに発酵が済んだぬかみそが売られています。

それを買って容器に移し、好きな野菜を漬ければぬか漬けのできあがり♪

 

そのぬか床でも手入れは必要ですが、最初から発酵させることに比べると簡単です。

ぬかみそのお手入れ3つのポイント

①暑い時期は冷蔵庫へ

気温が30度を超えると、ぬか床の中で菌が異常発酵するので、暑い時期は冷蔵庫で保存しましょう。

 

冷蔵庫で保存している間は、毎日まめにかき混ぜなくても問題ないので、しばらく家を空けるときにも冷蔵庫に入れるといいですよ。

②かき混ぜるときは清潔な手で。

ぬか床をかき混ぜるときに手が汚れていると、そこから雑菌がぬか床に入って菌が繁殖してしまいます。

 

手洗いをしっかりし清潔な手でかき混ぜるようにしましょう。

もしくは使い捨てのビニール手袋をしましょう。

 

かき混ぜるときのためのスプーンがあると衛生的で、手ににおいが付かないのでおすすめです。

③水分を抜く。

ぬかみそから水分が出ることがあります。

水分が多すぎると、乳酸菌の活動も制限され他の菌の繁殖原因にもなりぬか床が腐ってしまいます。

 

ぬか漬け用の容器だと、水取器が付属されているのでそれをぬか床の中に入れましょう。

 

水取器は穴の開いた容器で、それをぬか床の中に入れておくとぬか床の水分が水取器の穴から水取器の中へと入っていくのです。

 

水取器がない場合は、清潔な布巾でぬか床の水分を吸い取りましょう。

 

また、ぬかみそのなかに干しシイタケを入れる方法もおすすめです。

干しシイタケを2~10日ほど漬け込むと、干しシイタケがぬか床の水分を吸い取ります。

 

そのうえ、干しシイタケによってぬかみそにうまみが増します。

 

ぬかみそに漬けて水分を吸った干しシイタケは、ぬかみその塩分によってしょっぱくなっていますので、小さく刻んで少しずつ使いましょう。

 

昆布の塩分もバカに出来ません。

>>昆布の食べ過ぎは塩分摂り過ぎ?だし昆布なら?だし昆布の塩分量

ぬか床アレンジ

発酵済みのぬかみそに、いろいろ入れると風味が良くなると聞いたことはありませんか?

とはいえ何でもかんでも入れて良いわけではないので気をつけましょう!

 

入れてもOKの香辛料などは、

  • 昆布や煮干し、干しシイタケ
  • 塩や唐辛子、山椒、胡椒など香辛料
  • にんにく、しょうが

また茹でて殺菌し薄皮を除いて砕いた卵の殻は、ぬか床の酸味を抑えオリジナルのぬか床になりますよ。

 

よくビールやヨーグルトなどアレンジも聞きますが、風味や旨味が増すこともあります。発酵が促され過ぎ、水分が多くなってしまうので初めてのときは無理にアレンジしない方が失敗しないですよ。

 

ピザ生地が余ってしまったときのアレンジ方法☆

>>ピザ生地が余った時の保存方法!冷蔵?冷凍?!アレンジも可能

一人分のぬか漬けの量は?どんな容器がおすすめ?

ぬか漬けを試しに少しだけ作ってみる場合は、深めのタッパーひとつあれば充分です。

 

容器の半分の量のぬかみそを入れて、そこに野菜を漬け込んでかき混ぜるので、深さが必要ですが、少しのぬかみそと少しの野菜を入れるのであればさほど大きくなくても大丈夫です。

 

大きめの容器や専用の容器を買うのは、ぬか漬け作りに慣れてきたり、もっとたくさんの野菜を漬けたくなってからでも遅くありません。

 

ぬか漬け作りにおすすめなのがホーローの容器です。

ホーローは酸や塩分に強く、雑菌が繁殖しにくい素材だからです。

また、密閉できるふたが付いていると、ぬかみそのにおいが家じゅうに広がることもないですよ。

 

通販で購入できるキットから始めるのもおススメです。

人気なキットが、和歌山県の「樽の味」のぬか床セット。

野菜だけ用意しておけば、届いたその日から漬けることが出来てしまいます☆

冷蔵庫にスッポリ入ってしまう手軽な大きさも丁度良く、漬けて2日目以降には食べられるスピードも嬉しい♪

また毎日かき混ぜなくてもいい手軽さは、一人暮らしでなくても助かります^^

ぬか漬けにおすすめな食材と漬け方

ぬか漬けは野菜だけじゃなくて、いろんな食材をおいしく変えてくれます。

そこで、一般的な野菜のぬか漬けだけじゃなくて、そのほかの食材を使ったぬか漬けの作り方をご紹介しましょう。

きゅうり

水分が多く適度に硬いので、ぬか漬けにすると歯ごたえが残りシャキシャキしてとてもおいしくなります。

 

★漬け込む目安:夏は半日ほど、冬は1日。

にんじん

スティック状に切ったり、ななめの薄切りにしたりして漬けます。

にんじんの皮にも栄養がたくさん含まれているので、皮をむかずに漬けるといいですよ。

 

★漬け込む目安:夏は1~1日半、冬は2日。

白菜

塩漬けにするとやわらかくなるけど、ぬか漬けにすると白菜のシャキシャキした食感が残ります。

白菜は水分が多いので、塩で下茹でをしてから漬けてくださいね。

 

漬けるときは半分か4つに切ってから漬けるか、葉をはがして葉のあいだにぬかみそを塗りこむようにして漬けましょう。

 

★漬け込む目安:夏は半日~1日、冬は1~2日。

大根

食べやすく漬かりやすいように、スティック状や薄めの半月状にカットしてから漬けます。

皮はむかなくてもいいけど、むいてから漬けると見た目がきれいに仕上がります。

 

★漬け込む目安:夏は半日~1日、冬は1~2日。

かぶ

かぶは、葉も実もぬか漬けにできます。

かぶ1つで2色のぬか漬けができるので、盛り付けたときの色どりがきれいになりますよ。

 

実は食べやすい大きさに切って、葉もおひたしぐらいの大きさに切ってから漬けます。

★漬け込む目安:夏は半日~1日、冬は1~2日。

ピーマン

ぬか漬けにすると苦みが抜けてマイルドな味になるため、ピーマンの苦みが気になる人でも食べやすくなり、おすすめです。

 

縦半分に切って、ヘタと中の種を取り除いて漬けましょう。

★漬け込む目安:半日~1日半。

アボカド

アボカドを漬けると、より濃厚な味になります。

完熟したアボカドを漬けると形がくずれますので、熟しきっていない少し硬いものを使います。

 

皮をむかずに縦半分に切って種を取り、ぬか床の上に伏せるようにして漬けます。

全部沈めると取り出しにくいので、ぬか床に乗せるように漬けましょう。

漬かったら取り出して皮をむきます。

 

★漬け込む目安:半日~1日。

ゆで卵

ゆで卵の殻をむいて漬けると、燻製のような風味になりとてもおいしいですよ。

 

★漬け込む目安:半日~1日。

木綿豆腐

木綿豆腐の水気を切ってから、形が崩れないようにガーゼで包んで漬けると、塩分と酸味が加わってチーズみたいになります。

 

★漬け込む目安:1~3日。

 

上手に漬かったぬか漬けは、ぬか床から取り出して食べやすい大きさに切ってから保存容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

まとめ

ぬか漬け作りは意外と簡単で、自分だけのオリジナルぬか床を育てていくのも楽しい作業です。

ぬか漬けは食事に野菜を足すだけではなく、おいしいおつまみにもなります。

 

野菜を切って漬けるだけで、おいしいぬか漬けができあがり。

きれいに盛り付けて一皿添えると、「ちゃんとした食事」が家でも楽しむことができますよ。

 

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