ご飯のお供に欠かせない漬物!
何もなくても、ご飯に漬物だけでもホッとできるときってありますよね。
ですが漬物は保存食なので漬物によっては、しょっぱすぎて食べれないという経験をしたことはありませんか?
またもらった漬物がしょっぱすぎるなんてこともありますよね。
なんとかしてこの塩気を取り除けないか?!
あるんです、簡単にできる塩抜きのポイントが!!
今回は漬物の塩抜き方法や塩分を和らげるアレンジの方法をご紹介します!
目次
漬物がしょっぱい!旨みを損なわない4つの塩抜き方法
どうもラヴィです!
ご飯と一緒に食べていても、しょっぱい漬物ってありますよね。
保存性は高まるけど、この塩分、健康面ではちょっと怖いです^^;
じゃあしょっぱいから水で洗ってから食べようか!?ってそんな美味しくなくなってしまう方法は絶対ダメ!
実はしょっぱい漬物を簡単に塩抜きする方法があるんです!
※漬ける時間はあくまでも目安ですので、好みの塩加減になるよう調整してくださいね。
①塩水に漬ける
塩水で塩を抜く!
これは迎え塩や呼び塩とも呼ばれる塩漬けした保存食の塩抜きのテクニック。
なぜ塩水なのか?というと、これは浸透圧の関係が関わってきます。
塩分の濃い部分と薄い部分が同じ濃度になろうとする原理ですね。
ただの水に浸けても塩分は抜けるのですが、早く抜けますが表面の塩分だけが抜けさらに旨味も抜けます。
しかもその分の水を吸い込んでしまい水っぽくなってしまうのです。
せっかく熟成・発酵させた漬物の旨味も抜けてしまっては、漬物の美味しさが損なわれてしまいますよね。
塩水は、水200mlに対して塩小1/2を入れて溶かしたもの、これにしょっぱい漬物を30分~2時間ほどつけておくだけです。
塩水でなら時間が少しかかりますが、中心から塩分が抜けていくので均一減塩ができますよ。
ただの塩水でなくお茶の葉っぱや粉末だしを加えたり、岩塩(ミネラル豊富な)などを使用するとおいしく塩分を抜けます。
②熱湯を漬ける
水で塩抜きはNGですが、歯ごたえを残したいときには「熱湯」を使う方法もあります。
丸ごとの場合は、沸いた熱湯に塩辛い漬物を浸け、冷めるまでそのままおくだけ。
切り刻んだ漬物なら、沸いた湯に漬物を入れ数秒後にざるにあけ、流水にあてて冷ましよく水気を絞りましょう。
③みりん+酒を加えた水に漬けておく
塩ではなく「みりん」と「酒」を加えた水でも、漬物の塩分を抜くことができますよ。
水250mlに対してみりん大1/2、酒大1を入れて混ぜ合わせ、塩辛い漬物を30分~2時間ほどつけておきます。
みりんと酒の風味で、漬物の旨味を逃がさず塩抜きをすることができますよ!
➃酒粕に漬ける
酒粕に漬けておくと漬物の風味を保ったまま塩気を抜くことができ、さらに酒粕の風味も加わって味わいがUPします。
酒粕100gに酒大1/2、みりん大1/2、水大1を混ぜ合わせ、漬物にからめて半日程度冷蔵庫に入れておく。
酒粕を使用すると塩分がやわらぎ、旨味がぐんと増すのでぜひお試しください。
生ハムやハムのような加工品がしょっぱいときもありますよね。
こちらの塩抜き方法はこちら
関連記事→→生ハムの塩分を抜くには?ベーコンやハムの減塩の仕方と美味しい食べ方
漬物の塩からさを生かした6つのリメイク法
しょっぱすぎる漬物は、あえてその塩加減を生かして料理にリメイク・アレンジしてもおいしいですよ!
ここでは6種類のリメイク法をご紹介します♪
①タルタルソース
本来ピクルスを入れて作るタルタルソースですが、漬物を使用して作ってみてください。
おすすめはやはりキュウリですが、カブのつけものなどで作ってもおいしいですよ!
マヨネーズとゆで卵が漬物の塩分をまろやかにしてくれます。
酸味が欲しい方は少し酢を加えてみてくださいね!
②チャーハン
普段のチャーハンにプラスして刻んだ漬物を加えるだけです。
大根の葉っぱや高菜など葉物類を入れると、おいしさがぐんとアップするのでオススメです。
チャーハンを作り始める前にあらかじめ漬物を炒めておくことで、水分が飛んでチャーハンがべちゃべちゃになるのを防いでくれます。
また、漬物を加えてから味付けをするようにしてくださいね。
思ったよりしょっぱくなってしまうことを防げますから。
③餃子
何を入れてもおいしくなる餃子ですが、おすすめなのは白菜の漬物です。
みじん切りにして餃子に入れることで、加熱してもシャキシャキした食感が残ってとてもいいアクセントになります。
ほどよい漬物の酸味も脂っこい餃子をサッパリさせてくれるますよ。
➃お茶漬け
漬物を細かく刻み、お茶を加えるだけ。
簡単な料理ではありますが、漬物の塩分が薄まりご飯との相性も抜群です!
ご飯に漬物は基本何でも合うので、漬物の種類問わず利用することができます。
だし汁をかけて出汁茶漬けにするとうまみもアップしますね!
また、鰹節や海苔などトッピングを工夫することでバリエーションが増えるのでオススメです。
⑤パスタ
細かく刻んだ漬物をパスタに和え、めんつゆやバター醤油などで和えると簡単においしい和風パスタが完成します。
この時の漬物は大根やキャベツがおすすめ。
また、ナスの漬物はトマトソースやひき肉と合えてボロネーゼ風にして食べるのもおすすめです。
⑥スープ
鶏ガラスープに肉と漬物を入れて、一煮立ちさせるだけで簡単にうまみのあるスープが完成します!
最後にごま油をたらすと風味もアップし、とてもおいしいスープの完成です。
ここにご飯を入れて雑炊のようにして食べるのもおすすめです。
我が家でも漬物が残りがちで時間とともにしょっぱくなっていってしまうので、いろいろな料理に利用しています。
私のお気に入りのアレンジは、パスタ+たくあん+納豆+めんつゆです♪
夏の暑い時期などはそうめんや冷たいうどんに乗せて食べてもおいしいのでぜひやってみてください!
もう1度漬け直し?塩辛い漬物の漬け直し方
塩辛い漬物を食べるために塩抜きや料理に加えてアレンジする方法をご紹介しましたが、おいしく食べるためにもう1つの方法があります。
それは漬物を付けなおすこと!
みそ漬けやぬか漬けなどは、浅漬けなどとは違い、塩漬けした野菜を付け込んで作られます。
漬物業界では二段仕込みとも呼ばれており、旨味のある漬物を作るための方法として用いられてるのです。
漬けなおすためには、いったん塩抜きが必要なので、前述で紹介した旨味の逃げない塩抜きを行います。
それから味噌や酒粕などで漬けるとおいしい漬物が完成します。
牛丼や焼きそばについつい大盛り食べてしまう紅しょうが。
食べ過ぎって塩分過剰になるの?
詳しくはこちら→→紅ショウガの栄養や効能は?牛丼と一緒に食べすぎると塩分過剰になる?
ここでご紹介した方法はよく知られている方法ではありますが、私のお気に入りは酢漬け。
塩抜きした後ピクルスの液に漬け込むと普通のピクルスよりも旨味の増したものに仕上がるのでオススメです。
しょっぱい漬物の塩抜き方法のまとめ
しょっぱくなってしまった漬物の塩抜き方法は
- 薄い塩水に漬けること
- 熱湯に漬けること
- みりんと酒を入れた水に浸けること
- 酒粕に漬けること
4つの方法で塩辛さを抜くことが出来ますよ♪
また塩辛さを生かして料理に加えるというのもおススメです。
管理人のおススメは餃子とパスタ!
漬物の塩加減と食べた時の隠し味のポイントとなりますよ♪
皆さんのご家庭の冷蔵庫に長い間眠っている漬物があるのではないでしょうか?
しょっぱくなってそのままでは食べられなくなってしまったものがあったら是非実践してみてください!
出汁に必需品の昆布。
昆布だしで塩分過剰になるって本当?
詳しくはこちら→→昆布の食べ過ぎは塩分摂り過ぎ?だし昆布なら?だし昆布の塩分量