最近おなかが気になって・・・
運動でもしないと。

メタボ気味になってきたラヴィです!

おなか周りの浮き輪がヤバイ・・・
そんなラヴィのような心配を迎えたみなさん、
脂肪やコレステロールをなんとかしたいですよね。

そんな私たちに救世主!
【EPA】
EPAとは青魚に多い必須脂肪酸です。
そう、あのDHAのお仲間。

EPAを摂取してメタボから脱出!!
さらに美肌までついてくるという。
こんな嬉しい栄養素、摂らなきゃ損でしょ♪

EPAってなんだ?

前回の記事でドコサヘキサエン酸(DHA)のお話をご紹介しました。
関連記事:青魚が脳を若返らせる!DHAは血液サラサラで5つの健康効果

EPAとはエイコサペンタエン酸
同じく青魚に多く含まれる必須脂肪酸です。
とくにEPAを多く含むのが

①マイワシ
②マグロ(トロ)
③さば
④ぶり
⑤さんま
(どれも可食分100gとする)

といった魚たちです。

同じ必須脂肪酸ですが、DHAとは役割が違います!
ではどんな効果を持つのでしょう?

【EPA】6つの効能

青魚にはEPA・DHAどちらも豊富に含まれます。
DHAはとくに脳細胞の成長に働きかけます
ではEPAはどういった効果があるのでしょうか?

①血液サラサラ

EPAは脂肪酸といっても
氷点下でも固まらない性質があり
血液の粘り気を少なくします。
ドロドロ血液も改善できるのです!
動脈硬化、はたまた心筋梗塞・脳梗塞の予防になります。

反対に食べ過ぎに気をつけた方がいい魚も。
知らないと損ですよ!
【食べ過ぎ注意】実は健康を害したり、太ったりする魚の種類

②美肌効果

bihada
肌荒れ・敏感肌・ニキビ・シミ
こんな肌に関わるトラブルや悩みの根本は
肌の代謝がよくないから。
肌の新陳代謝をよくするために
血の巡りをよくすることは必須です!

その点EPAは血液をサラサラにし
血管年齢も若返ります。
さらにお肌の代謝も助ける仕組みです。

そして炎症効果にも抜群なEPA。
ニキビや肌荒れを根本から改善します。

キメ細かいお肌を保ちたいなら【青魚】ですよ。
とはいえ魚の臭みが気になる
という人も多いでしょう。
そんな方にはこちらを。
魚の臭み取りならこの方法!簡単に生臭さを消す方法
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③抗炎症・抗アレルギー効果

EPAにはアレルギーの原因となる物質を抑制し
症状を抑える働きがあります。
花粉症にも効果が高いです。
また抗炎症作用により、喘息や発作などを緩和します。

即効性のある効果ではありませんが
継続してEPAを摂取することで改善が見込めます。

④中性脂肪・コレステロールの低下

EPAを摂取することで不要な脂肪を代謝、分解します。
そして身体にとって適切状態に中性脂肪を
維持する機能があります。

コレステロールも同様。
不要な血中コレステロールが低下すれば
さらに血液もサラサラです!

⑤生理痛の緩和

多くの女性を悩ませる生理痛。
生理痛を引き起こす原因は、
プロスタグランジンという成分。
子宮を強く収縮する作用をもっているため
その副作用として痛みを感じるのです。

EPAはこのプロスタグランジンを抑制する効果があります。
つまり生理痛を緩和してくれるのですね。

⑥心臓病予防

日本人は欧米人と比べて
心臓病の発生率が低いと言われています。
食習慣にEPA・DHAを含んだ魚を食べることが一因です。

高脂血症でコレステロールを下げる薬を
飲んでいる人を対象にした検査が行われました。

半分の人にはEPAも併用摂取、
もう半分の人には併用なしで。
その結果EPAを摂取した人は摂らなかった人より
心臓病の発生率が19%も低かったのです!

上手なEPAの摂りかた

EPA02
こんなに優秀なEPA
一つだけ弱点があります。
熱で溶けだすのです。

なので、1番のおススメの食べ方は
”さしみ”
それも脂ののった旬な青魚をさしみで食べることです。
余すことなくEPA・DHAを摂取出来ます。

しかし新鮮なお刺身で1つだけ注意が!
しっかり知っておいてください☆
魚好き要注意!アニサキスアレルギーが増加?症状や治療法とは
新鮮であればあるほど怖い寄生虫「アニサキス」の予防法

どうしても火を通したい人は
焼いたときの脂、煮汁に溶けでた脂を
残すことなく食べられる調理法が良いですね。

「魚フライ」ラヴィも好きです♪
なんと50%ものEPAを半減させてしまうのです!
コレステロールを増やさないためにも
フライは外したほうが無難かもしれません。

まとめ

青魚にはDHA以外にも
EPAという必須脂肪酸が含まれます。

このEPAには
・血液サラサラ効果
・中性脂肪、コレステロールの低下
・美肌効果
・抗炎症、抗アレルギー効果
・生理痛の緩和
・心臓病の予防

といった優れた健康効果をもっています!

EPAを効率よく摂取できる食べ方が
”さしみ”
お寿司でいただいてもいいでしょう。
生で食べることで余すことなくEPAを身体に摂れるのです。

ぜひ「青魚」美味しく食べ健康になりましょう☆
食べるときには新鮮なものを選びましょう!
鮮度が悪くなると起こる食中毒は怖いですよ。
さんまを食べてブツブツが!アレルギーではなくヒスタミン食中毒とは