秋になると、子供のおいも掘りや近所からのおすそ分けでサツマイモがたくさん集まります。

サツマイモを一度にそんなにたくさんは食べられませんが、冷凍すると長期保存が可能になりますよね。

 

でも冷凍するときは茹でるべき?それとも生のまま?

期間や方法など疑問が残ります。

 

そこで今回は、おいしく冷凍する方法や、解凍したさつまいもを使った簡単レシピをご紹介したいと思います♪

サツマイモの上手な保存方法

どうもラヴィです♪

サツマイモは暖かい地域で育つ植物なので、寒いところが苦手なおいもです。

なので、冷蔵保存には向いていません。

 

また、常温で保存するときには、湿度や温度管理をしないと傷みやすくなります。

寒すぎても良くありませんし、湿度が高いところもあまり良くありません。

里芋も同じような環境が苦手です。

>>>里芋が柔らかい!これは腐ってる?見分け方と長期保存できる方法

 

ですが、冷凍保存なら温度や湿度を管理せずに長期保存することができます。

 

でもじゃがいもの場合はマッシュポテトでしか冷凍できないから、さつまいもも同じじゃないの?

と思われますよね。

 

例えばシチューやカレーの残りを冷凍したときに、解凍して食べてみるとじゃがいもがボソボソしたりグズグズな形になったことありませんか?

 

これは、冷凍の際に内部の水分が凍り再び解凍されたときには、繊維が壊れ水分が抜けてしまい”スカスカのスポンジのような食感”になるため不味いと感じてしまうのです。

 

実はこれ、加熱した固形のじゃがいもの話なんです!

しかし、さつまいもは茹でたり焼いたり加熱した場合でも、輪切りやさいの目切りという形で冷凍できます!

 

さらに生でも冷凍が可能なんです☆

生のままでも加熱した場合も、冷凍するにはちょっとしたポイントが必要なんです!

さつまいもを生のまま冷凍する方法と保存期間

①さつまいもを洗います。

②好みの大きさに切り、水にさらしてアクを抜きます。

布巾やキッチンペーパーでよく水気を拭きます。

 

③冷凍用zip袋に平らにして入れ、空気をしっかり抜きましょう!

冷凍します。

 

【保存期間】約2~3週間を目安に使い切りましょう☆

さつまいもを加熱してから冷凍する方法と保存期間

①まず、さつまいもをいろいろな形に切ります。

料理に合わせた切り方をしましょう。

輪切りならそのまま煮物に、乱切りなら大学いもや素揚げ、小さな四角形ならサラダやサツマイモご飯に使えます。

 

②水にしばらくつけてアク抜きをします。

③鍋に入れてヒタヒタの水で柔らかくなるまで煮ます。

いろいろな形に切ったときは、それぞれを耐熱容器に入れ分けてから軽くラップをかけて電子レンジで加熱すると簡単でいいですよ。

 

焼いて加熱するのもおススメです。香ばしさがでます。

※少し固いぐらいで加熱を止めておきましょう(つぶす場合を除く)

 

④水気を拭きとり粗熱をとってから、フリーザーバッグに入れるかラップに包みます。

※このときに、フリーザーバッグに入れて上からつぶしてもいいですよ。

つぶしたサツマイモも使い道がたくさんあります。

 

⑤空気をしっかり抜いて、冷凍庫に入れ冷凍しましょう☆

 

【保存期間】約1か月(状態によっては2か月)を目安に使い切りましょう!

 

冷凍しても永久に保存できるわけではありませんので、なるべく早めに食べるようにしましょう。

次から次へとサツマイモが来るようだったら、フリーザーバッグに冷凍する日付けを書いて順番に冷凍してくださいね。

 

切ってしまったじゃがいもはどうやって保存できるの?

>>切ってしまったじゃがいも、保存可能?おすすめ冷蔵・冷凍方法

 

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冷凍サツマイモを使ったレシピ9選

 

冷凍したサツマイモがあると、あと1品というときに重宝します。

ぜひ冷凍サツマイモを使ったレシピを活用してくださいね。

 

さつまいもは凍ったまま調理しましょう。

冷凍しないで生のまま調理したときと変わらずに、美味しく食べることができますよ。

①シチュー

生で冷凍した場合は、生の時と同じ過程で加えて大丈夫です。

 

加熱した冷凍サツマイモは、できあがり直前にシチューに加えます。

サツマイモはすでに柔らかくなっているので、最初から煮るとドロドロになってしまいます。

最後にシチューで温めるながら解凍できれば充分です。

②サツマイモごはん

【材料】

米3合に対してサツマイモ1本分(さいの目に切って冷凍したもの)
塩小さじ1、お好みで醤油やだし汁を少々。

 

【作り方】

材料をすべて炊飯器に入れて炊くだけです。

サツマイモは凍ったまま炊飯器で炊いてください。

すでに加熱してあるときは、炊きあがった直後に入れ一緒に蒸らして解凍しましょう!

③サツマイモのミルク煮

鍋に冷凍サツマイモ(輪切りがおすすめ)を入れて、ひたひたになる量の牛乳と砂糖とバターを入れます。

弱火でコトコト煮ます。

煮汁がトロトロになるまで煮たらできあがりです。

 

すでに加熱済みのサツマイモの場合は、牛乳の量を減らしてください。

甘いサツマイモだったら砂糖を入れなくてもおいしいし、しっとりしたサツマイモの場合はバターを抜いてもいいですよ。

④サツマイモのポタージュ

冷凍サツマイモ、牛乳を鍋に入れて、ふつふつとしてきたらコンソメで味付けをします。

サツマイモが柔らかくなるまで煮えたら、ミキサーにかけます。

味をみて、必要だったら塩コショウで味をととのえ、仕上げにバター少々を加えましょう♪

⑤スイートポテトサラダ

冷凍サツマイモを加熱し、マッシュ状にします。(すでにマッシュ状なら解凍するだけでOK)

マッシュしたサツマイモにマヨネーズと醤油を少し入れて混ぜます。

 

または、さいの目に切ったサツマイモを使ってマヨネーズと醤油を入れて、コロコロサラダにしてもいいですね。

⑥マッシュサツマイモのバター焼き

冷凍のマッシュしたサツマイモは解凍し、丸めてフライパンでバター焼きにします。

 

溶かしたバターに砂糖を加えてキャラメル状にしたところに、サツマイモを入れて焼き色を付けてもおいしいですよ。

(マッシュでなくても、輪切りでも十分に美味しいです^^)

⑦サツマイモケーキ

ホットケーキミックスに水か牛乳を100ml~150mlと卵1個を入れて混ぜます。

そこにマッシュしたサツマイモを入れてざっくり混ぜます。

(またはさいの目に切った冷凍サツマイモを混ぜて、焼いても食感の違いが楽しめますよ)。

 

サツマイモ入りの生地は、パンケーキのようにフライパンで焼いてもいいし、ケーキの型に入れてオーブンで焼いても簡単にできあがります。

 

オーブンがない場合は、オーブントースターで焼いてもいいですよ。

トースターで15分ほど焼いて、表面が焦げそうだったらアルミホイルをかぶせてさらに15分焼きます。

 

また、シリコンのカップに入れて電子レンジで加熱して、蒸しパン風にしてもふわふわでおいしいですよ。

★ケーキ型に入れて焼いたり、シリコンカップに入れて蒸したりするときは、てっぺんに黒ゴマを乗せると香ばしくなります。

⑧スイートポテトパイ風

マッシュしたサツマイモに砂糖と牛乳を少し入れて練ります。

パサついたサツマイモだったら、砂糖と牛乳の代わりにバニラアイスクリームを混ぜてもいいですよ。

 

その生地を1枚の餃子の皮の真ん中に乗せて、もう1枚の餃子の皮を上に乗せます。

フォークでまわりをつぶして封をしてからオーブンで焼くと、おいしく簡単にパイができます。

 

もちろん、パイシートを使って同じように焼いてもすごく美味しいです!

⑨焼き芋

生のまま丸ごとさつまいもを冷凍したものを、アルミホイルに包んで170℃のオーブンで60~90分焼きます。

 

たくさんさつまいもがあって困るときには冷凍してしまうのが1番ですね!

 

サツマイモが黒い!苦い!この原因は?

⇒⇒さつまいもが黒いのはなぜ?苦い原因と食べても大丈夫な理由

さつまいもの冷凍方法まとめ

サツマイモを使うと甘くてホクホクのおいしいお菓子ができあがります。

また、食事のときにサツマイモの煮物が一皿あると、なんだかホッとします。

 

冷凍するときに切ったりゆでたりする手間が少しかかりますが、いったん冷凍しておくと簡単に料理に加えることができますよ。

 

あさりも丸ごと冷凍がおススメの理由

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