健康に!
ダイエットに!
と、魚を積極的に食べているあなた!
その魚はあなたの体に良いですか?
一言で魚といってもたくさん種類があり、栄養素はまったく変わってきます。
自分の好きな魚だからと、食べ過ぎてしまうのは体にNGなこともありますよ。
逆効果?!食べ過ぎるとNGな魚の種類
どうもラヴィです!
健康のために魚を食べよう!と、よく聞きますよね。
しかし魚の種類によっては食べ過ぎることで弊害をもたらしてしまうものもあります。
食べ過ぎると健康にあまりよろしくない魚の種類をご紹介します!
(※数値は食品100gに対してのものになります)
高カロリーな魚
魚の脂質は不飽和脂肪酸といって、体脂肪になりにくい脂肪です。
しかし高カロリーな魚ばかり食べていたら意味がありません。
高カロリーな魚の代表
- マグロのトロ 344kcal
- サンマ 310kcal
- うなぎの蒲焼 293kcal
- ぶり 257kcal
- はまち 256kcal
というように脂ののった種類の魚が高カロリーを占めますね。
旬のものは美味しいけど、カロリーも少し気にしましょう♪
また、このような魚の種類も高カロリーです。
- あん肝 445kcal
- ふかひれ 342kcal
- ツナ缶 267kcal
あんこうの肝は海のフォワグラなんて称されるぐらいですから、高カロリーなのもうなづけますよね。
ダイエット中ならツナ缶はオイル漬けではなく、スープ漬けのものを選んでなるべく低カロリーを意識しましょう。
低カロリーを意識して魚を食べるのなら、しっかりと魚のカロリーも意識してくださいね♪
妊娠中は控えたほうが良い魚
妊娠中は食べてはいけない食品が意外に多くあります。
魚も種類によっては、食べ過ぎると胎児に影響を与えるものもあります。
魚介類の摂取した水銀によって胎児の成長を妨げてしまうのです。
食物連鎖の過程によって大量の水銀を体内に蓄積されてしまう魚を摂取してしまい、一定以上の水銀を妊婦さんが摂取すると起こる危険性です。
これは厚生労働省でも注意を促しています。
特に気をつけたい魚の種類がこちら。
- キンメダイ
- クロマグロ(本マグロ)
- メカジキ
- メバチ(メバチマグロ)
- バイガイ
この種類は多くの水銀を保有しているので注意が必要です。
また
- ミナミマグロ
- マカジキ
- ユメカサゴ
- キダイ
- クロムツ
といった種類の魚もほかの種類よりも多く保有しているので気をつけてください。
でもまったくダメというわけではありません。
週に1度、1食およそ80gを目安に食べることは出来ますよ。
イルカや鯨はとても多く水銀を保有しています。
地域によってイルカや鯨の食文化があるところは覚えておきましょうね。
コレステロールの多い魚
コレステロールを多く含む食品を、長期間食べ続けるとどうなるか?
血液中の悪玉コレステロールを増加させるため「動脈硬化を進行させる」原因をつくります。
そうならない為にも、1日のコレステロール摂取には気をつけないといけません。
高脂血症や高コレステロール症の方はとくに知っておくべきでしょうね。
1日に通常は500~600mg、制限のある方なら200mg以下が望ましいとされています。
コレステロール値の高い魚は
- いくら 480mg
- すじこ 510mg
- たらこ 280mg
- あん肝 560mg
- うなぎ蒲焼 230mg
- ししゃも 300mg
加工品ですが
- するめ 980mg
- さくらえびの素干し 700mg
素干ししたものは、生のときより高コレステロールになります。
水分が減って凝縮されるのでしょう。
覚えておきたい食品ですね。
カルシウム摂取と、いわしの煮干しを食べ過ぎも気をつけましょう!
⇒煮干しの食べ過ぎは痛風・尿管結石に?栄養価や過剰摂取について
プリン体の多い魚
プリン体は、通常は分解され尿酸となり体外へ排出されますが、排出能力を超えてしまうほど摂取してしまうと
「痛風」
「高尿酸血症」
といった病気の原因となります。
よく知られているのは”ビール”ですが、魚の中にはプリン体を多く含むものもあります。
- カツオ 211.4mg
- マイワシ 210.4mg
- ニジマス 180.9mg
- マアジ 165.3mg
- 明太子 159.3mg
- マグロ 157.4mg
- サンマ 154.9mg
意外にもかつおにたくさん含まれているのが分かりますね。
刺身やたたきにしたら、好きな人はたくさん食べ過ぎやすいです。
これも覚えておきたいですよね。
魚の脂は太る?
ではダイエット中に魚を食べるのは良くないことなのか?
というとそういうことではありません。
魚の脂は不飽和脂肪酸が多く、必須脂肪酸のDHAやEPAも豊富に含まれることが多いです。
特にサバやイワシ・ブリなどの【青魚】
以前にも青魚のDHAやEPAを摂りましょう、とおススメしました。
⇒メタボよさらば!美肌にも効果的!青魚【EPA】の6つの効能
⇒青魚が脳を若返らせる!DHAは血液サラサラで5つの健康効果
脳の老化を防いだり、美肌効果があったり、ダイエットにも良いとたくさん説明をさせていただきました。
問題なのは、魚を食べるか肉を食べるかと言うことではなく、消費エネルギーより摂取エネルギーが勝ってしまうこと。
いくらサバが健康に良いからと、食べ過ぎて過剰なカロリー摂取をし、ゴロゴロ寝てばかりではダイエットにはなりませんよ。
まとめ
魚はダイエットにも強い味方です。
しかし種類を見極めないと、実は敵だったなんてことにも。
魚には体を作るタンパク質や体の調子を良くする各種ビタミン・ミネラルが豊富です。
美味しいから、好きだからといって同じものばかり食べるのは体に良くないのは当たり前ですよね。
バランスよく肉・野菜・果物も摂るようにしましょう♪
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