潮干狩りでたくさん”あさり”が取れた!
たくさん”あさり”をいただいた!
そんなときありませんか?

ど~も、ラヴィです!
大量の生ものって嬉しい反面、困ることありませんか?

使い切れなくて腐らせてしまった!!
これ、ウチでもしてしまった事が・・・
(゜-Å)

でも、この殻付きあさりを冷凍出来るって
ご存知ですか?

しかもあることをすると
旨みやふっくら感を逃さないという
「あさりの冷凍方法」
美味しさを保つ
「あさりの解凍方法」
についてご紹介します!

殻つきあさりは冷凍保存で効率UP

たくさんのあさりが家にあるとき
あなたならどうしてますか?

・少しずつ毎日食べる
→食べきれる量ならいいですね。
でも冷蔵庫で保存しても
1~2日しかもちません!!

・全部、火を通してしまう
→火を通した状態なら
生のときより2~3日は保存期間を
延ばすことはできますね。

でも、温めなおしたら・・・
身が固くなって美味しさ半減です。
///orz///ズゥゥゥゥン

でもそんなとき
生あさりを殻付きで冷凍したら
美味しさはそのまま、
保存期間も2ヶ月延ばす事ができます!

冷凍すると旨みがUP☆

でも冷凍というと、
・乾燥して身がパサパサになりそう
・旨みが半減しそう
・食感が悪くなりそう
なんて欠点がありそうですか?

そんなことはありません!!
食べきれないあさりがあるのなら
ラヴィは冷凍保存を絶対おススメします。

あさりを冷凍するメリット

①保存期間が延びる

あさりを殻付きで冷凍保存なら
約2ヶ月は美味しくいただけます。

②旨み成分がアップする

あさりの旨み成分のひとつ
”グルタミン酸”
”イノシン酸”がアップします。

グルタミン酸って何?という方
代表的なものは、昆布の旨み。
アミノ酸の一つで他には
トマトや、生ハムやチーズといった
ものにも多く含まれます。

イノシン酸は動物性食品に
多く含まれる旨み成分です。
たとえば、豚肉とかかつおぶしですね。
美味しさの元なんですね☆

苦くない美味しいだしをとるには?
だしが苦い!?えぐみや臭くなる理由と美味しいだしをとるポイント

③身が縮まない

冷凍庫は空気が乾燥しているので
食品が乾燥しやすい状態です。

しかし、
あさりを冷凍するときにあることをすると
身が縮まないのです!!
(後述参照)

④必要な分だけで調理できる

生のまま保存しておくと
消費期限に焦ってしまいますよね。

冷凍しておけば保存期間が延びるので
食べたいときに必要な分のみを
取り出し調理することができますよ。
[quads id=2]
これだけあさりの冷凍のメリットを
あげて、デメリットだってあるでしょ?!

と思いますよね。
考えてみました・・・

ポクポクポク・・・チーン!
゜∀゜!!
「冷凍庫が、かさ張る!!」
ぐらいしか思いつきません~ 笑

旨みUPの冷凍方法

あさりを冷凍保存してみたく
なってきましたか?

一口に冷凍といっても
やり方を間違えると
あとで悲しいあさり料理になってしまいます。

①必ず冷凍前に砂抜き、塩抜きをする

あさりを食べたときに
「ジャリッ!!」というのは
避けたいですよね。

冷凍後の調理方法は冷凍したまま行います。
必ず砂抜きと塩抜きを行ってください。
あさりの砂抜きは生きている状態でしか出来ません!
冷凍後はそのまま調理してしまうため
砂抜きは下処理として必ず行ってください。

正しい砂抜きと美味しくなる塩抜きの方法はこちら
あさりの砂抜き失敗原因はコレ!塩抜きをして旨みアップ

あさりの砂抜き、塩抜きが終わったら
よ~く殻をこすり洗いし、
ぬめりや汚れを取りましょう。

②2通りの冷凍方法

今回はあさりの調理法によっての
冷凍方法をご紹介します。

A:冷水に浸して冷凍

この冷凍方法は味噌汁のように
あさりのだしを多く欲しい調理法に最適!
できれば氷水と一緒に冷凍すると
冷凍時間が短縮されGoodです。

まずよく洗ったあさりをZIPロックの
袋に入れ氷水を注ぎます。
水の量はあさりの隙間がうまるヒタヒタ程度で十分。

アルミトレイの上で冷凍します。
アルミトレイは熱伝導率がよく
早く冷凍されます。
もちろんタッパーを使ってもいいですよ♪

水と一緒に凍らせると
身の水分を保ったまま冷凍でき
冷凍庫内でのあさりの身の乾燥を防ぎます。

調理したときにふっくらした食感
あさりになるのです!
さらに一緒に凍らせた水は
調理時にはあさりの旨味が出るので
そのまま料理に活かすことが出来ます♪

ちなみに魚の生臭さを消すための方法はこちらに。
魚の臭み取りならこの方法!簡単に生臭さを消す方法

B:個別で冷凍

こちらは1個づつ取り出せるよう冷凍します。

方法は簡単!
①の砂抜き、塩抜き後しっかり洗ったら
あさりの水気をとり
ZIP袋のような冷凍できる袋へ

これまたアルミトレイで平らにして
早く冷凍出来るようにしましょう。

これだけ ^^簡単ですよね。
あとは必要個数分のみ取り出し
調理すればOKです♪

こちらの方法は、使いたい分だけを
取り出せて使いやすいのですが、
殻付きとはいえ、あさりの身が
冷凍庫内で乾燥しやすいので
早めに使い切りましょう★

冷凍するまでは簡単です。
しかし美味しいあさり料理にするには
むしろ解凍方法が大事だったんです!

ふっくら美味しい殻付き冷凍アサリで味噌汁や酒蒸し方法

冷凍の殻付きアサリは、
冷凍したままで調理します。
そのとき冷凍アサリの場合は
ゆっくりした温度変化になると
殻を開く部分の蝶番(ちょうつがい)の
たんぱく質が殻を開けようとする力が弱まり
過熱しても貝の口が開かなくなってしまいます。

下記を参照に一気に過熱しましょう!

味噌汁の作り方

①水と一緒に冷凍したアサリⒶを使う場合は
必要なおつゆ分量より少なめの熱湯と
日本酒少々を沸かします。
Ⓑの場合は必要分の水加減にしてください。

沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
沸騰しているところに、
凍ったあさりを投入。

常に強火のまま、
時々鍋をゆすって早く
あさりが口を開けるように手伝います。

口が開いたらすぐ火は止めましょう!
火の通しすぎは硬くなる原因です。
味噌で調味しネギを加え盛り付けます。

極めたい方は、あさりのみ取り出してから
おつゆの味付けをしましょう♪

あさりの酒蒸しの作り方

asari sakamusi
①フライパンにごま油大さじ1と
にんにくのみじん切り大さじ1/2を入れ
香りが出てくるよう弱火で熱します。

②水と酒(50ccずつ)を入れ強火で沸騰させます。
そこに冷凍あさり(およそ300g)Ⓑを投入。
強火のまま、ふたをしてあさりの口が開くのを待ちます。
醤油で味を調え、皿に移し刻んだねぎを散らします。

Ⓐの場合は水や酒は入れずそのまま
氷ごとのあさりを投入します。
火加減を強火にして酒大さじ2を足し
ふたをして口が開くのを待ちます。
醤油で味付けをし、さらに移します。
お好みでねぎを散らしましょう。

冷凍のあさりは口が開きにくいので
強火で焦がさないように
時々鍋を揺すって開くのを待ちましょう!

③レンジでも同じようにできますよ。
少し水分量を減らしてください。
600Wなら約5分ほど加熱しましょう♪

ここにパスタを加えれば
美味しいスパゲティボンゴレになりますよ★

中華風にしたいときには
このジンジャーペーストと醤油で
簡単アレンジも可能ですよ!
ジンジャーペーストで燃焼体質に☆アレンジも簡単!

まとめ

食べきれない生あさりを
どうにか保存したいなら
『冷凍保存』がおススメです!

しっかり砂抜き、塩抜きをして
洗って冷凍しておけば
取り出し調理するだけで
あさりの美味しいダシが効いた
料理が作れますよ☆

汁物には、氷水と冷凍したあさり
ほかの料理には
1個ずつ取り出せる個別での冷凍がおススメです。

必ず冷凍のまま調理してくださいね!!