こんにちはラヴィです。
 薬味に風味付けに欠かせない生姜ですが
 おなじみな割に名前が若干違うと
 どう違うのかよく知らないことも多くないですか?
葉生姜・新生姜・根生姜・ひね生姜
 など生姜がつくのに違いがよく分からない、
 そんなあなたに、
 今回は葉生姜と生姜・根生姜やひね生姜の違い
 旬や栄養についてをご紹介します。
葉生姜と生姜の違い
葉生姜というのは、地中の塊根部分が
 少し大きくなってきた生姜を
 地上の葉と収穫したもの。
「谷中生姜」が有名ですよね。
 谷中生姜は生姜の品種の一つで
 江戸の谷中で特産品だったことから
 この名が付いています。
葉生姜は生のままで食べることが多く
 葉の根元の土をよく洗い落とし
 根の部分の薄皮を包丁でこそげるか
 布巾でふきとってきれいする下処理を
 きちんとしておくことが大事です。
千切りにしてパスタにあえたり
 甘酢付けや糠漬けにも、
 いつもの生姜とは違う風味を楽しめます☆
葉をどんどん剥いていくと
 中から柔らかい茎が出てきます。
 この茎も食べられますからね♪
 ディップにつけてポリポリ頂くのもオツです!
そしてさらに塊根部分を大きく育てれば
 生姜になります。
 また生姜は新生姜、根生姜
 ひね生姜など呼ばれ販売されますが
 詳しくは次の項でご紹介しますね。

 あと余談としてご紹介すれば
 焼き魚に添えられている棒状のもの、
 「はじかみ」と呼ばれますが
 これも生姜なんです。
矢生姜、筆生姜、芽生姜という名で
 軟化栽培された生姜を甘酢漬けしたものです。
飾りっぽいような感じがしますが
 甘酢漬けされたはじかみは
 魚の臭みを消してくれ、口の中を
 さっぱりとさせてくれるので
 ぜひ召し上がってくださいね。
魚の臭み消しならこの方法!
 →魚の臭み取りならこの方法!簡単に生臭さを消す方法
新生姜と根生姜の違い
葉生姜の違いは分かったけど
 よくスーパーにある新生姜と
 普通の生姜は何が違うのか?
 知っておきたいですよね。

 
 上の写真を見比べてみると一目瞭然ですよね。
 写真上が新生姜、下が根生姜です。
生姜は春に種生姜を植え
 秋に収穫しますが収穫したてのもの、
  そして夏頃に早堀りしたものが
 「新生姜」として店頭に並びます。
そして収穫後2ヶ月以上保管したものが
 「根生姜」また「ひね生姜」として
 1年中出荷されています。
新生姜の旬は2回、6~8月と秋口。
 とくに夏前に早掘りしたものは
 水分を多く含み辛味もやわらか、
 この時期にしか味わえない香りです。
新生姜は見るからにみずみずしく
 表面の色も白く、少し赤っぽいです。
 皮も薄く、中に水分を多く含んでいます。
 そのため新生姜は鮮度が命!
 傷みも早いので、収穫後の新鮮なものをいただきます。
この新生姜にぴったりなのは
 やはり「甘酢漬け」
 薄っすらピンクの爽やかな味わいは
 お寿司と共でなくても美味しいですよね。
また天ぷら、炒め物など
 ひね生姜では味わえない調理法も美味です!
一方ひね生姜は皮も固く中身も締まった状態。
 皮の色も濃く黄土色に変わります。
 貯蔵することで適度に水分も抜け
 辛味も強くなり、あの独特の風味になります。
 水分も減るので身の繊維質もしっかりしていますよ。
生姜の
 →生姜は冷凍すると栄養と効能は落ちる?最適な保存方法!
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新生姜と根生姜、葉生姜の栄養に違いはある?
新生姜と根生姜、また葉生姜は
 それぞれ風味や香りが少しずつ変わり
 同じ生姜でも違った味わいを楽しめます。
 でも栄養的に違いはあるのでしょうか?
新生姜や根生姜、葉生姜ともに
 大きな栄養面の違いはありません。
 しかし新生姜や葉生姜は
 根生姜に比べ辛味も少なくなるため
 「ジンゲロール」という成分が少なくなります。
ジンゲロールは血行不良の改善、
 老化防止、免疫作用向上といった
 効能を期待できる成分です。
生姜には他に
 「ショウガオール」「ジンゲロン」
 と、冷え性の改善・疲労回復など
 さまざまな薬効をもつため
 古来から重宝されているのですよ。
でも食べ過ぎはいけません!
 →生姜のすごい効能と1日の摂取量は?食べ過ぎると逆効果の理由
まとめ
葉生姜からひね生姜まで
 たかが生姜でもいろいろ種類があります。
それぞれの風味や香りが変わってくるので
 いろいろな味を知っておきたいですね。
とくに新生姜や葉生姜は
 旬のその時期にしか食べられません。
 新生姜、葉生姜ならではの
 食感や香りを楽しんでくださいね。
安いお肉にも生姜は強い味方です!
 →安くても美味しく!外国産牛肉の臭いを上手に消す4つの方法










