調理方法によって様々な料理に姿を変えるキャベツ。
とても使い勝手のいい野菜ですよね。
しかし一玉丸ごと、となると食べきるのは結構大変です。
腐らせる前にと冷凍庫で冷凍保存している間に、キャベツの葉が茶色く変色してしまったなんてことあるのではないでしょうか?
今回はキャベツを冷凍すると茶色くなる?冷凍できないの?
変色したきゃべつは食べても大丈夫?
できるだけ長く変色させずに保存する方法などご紹介します。
キャベツは冷凍すると茶色くなる理由
どうもラヴィです!
きゃべつを1玉買ってしまうと、毎日きゃべつ料理...
一人暮らしとなればきゃべつが買いたくても1玉の購入には躊躇してしまいますよね。
先日、きゃべつ1玉買っても腐らせるならと、冷凍キャベツにしたら茶色く変色してしまいました。
色が茶色くなったりピンク色の斑点がでたりしてしまったキャベツは、見た目にも悪く食べてもいいのか気になりますね?
キャベツが茶色に変わって、カビではないかと思ってしまう方も多いようですが、切り口が茶色やピンクに変色してしまったものは、空気に触れて酸化している状態ですのでまだ食べることが出来ます。
しかし変色が断片だけでなく全体的にあるような場合には傷んでいるので注意が必要です。
さらに 赤黒く変色してくると最も危険な状態ですので、このような状態になってしまった場合は無理して食べたりせず捨てるようにしてください。
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キャベツを冷凍するメリットとおススメの方法
キャベツは冷凍保存すれば、丸ごと冷蔵庫に保存するスペースがない!という場合でもきゃべつの保存に困りません!
使う用途ごとに好きなサイズにカットしてからジップロック等に入れて冷凍すれば、調理時間も短縮されとても便利なんです。
冷凍保存することで、生のキャベツの変色を遅らせることが出来ますし、最長で一か月ほど保存することも可能なんですよ。
詳しい冷凍方法は後半で紹介しています!
しかし、冷凍保存にもデメリットが。
きゃべつの水分が凍ってしまい、繊維質も変化しシャキシャキ感がなくなってしまうことがあるため注意が必要です。
冷凍保存したキャベツは食感が気にならない、火なべ物やスープなど煮込む料理に使用すると良いでしょう。
キャベツを変色させない冷凍方法と解凍方法
キャベツは冷凍することで変色を防ぐことが出来ますが、その方法は3つ。
- 芯を取ってからそのままカットして冷凍する方法
- カットしたキャベツを茹でてから冷凍する方法
- カットしたきゃべつを塩もみして冷凍する方法
この中で、そのまま冷凍するほうが手間もかからないので楽ちんですが、少しでもシャキシャキ感を長持ちさせたいならば茹でてから冷凍する方法か塩もみした方法がおすすめです。
キャベツの洗い方をちゃんと知っていますか?
>>>【キャベツの洗い方】どこまで洗う?丸ごとや千切りの場合の洗い方
キャベツを生のまま冷凍する方法
- 洗ったきゃべつの水気をよくふき、一口大に切って(用途に合わせた切り方)zip袋に入れる
- 袋に入れたら平らにしてしっかり空気を抜いて口を閉じる
- 冷凍庫に入れ冷凍する
キャベツを茹でてから冷凍する方法
- キャベツの芯を取り、使いやすい大きさにカットする
- 熱湯で10秒から15秒ほど茹でる
- 冷水にさらしてからキッチンペーパーで水気を取る
- 1回に使う量を目安に分けてからそれぞれ空気を入れないようにサランラップで包む
- まとめてジップロックに入れてからしっかり空気を抜き、冷凍庫で保存する。
きゃべつを塩もみして冷凍する方法
- 洗ったきゃべつを千切りや色紙切りにしてボウルにいれる
- 適量の塩を振り混ぜそのまま10分置く
- 出た水分をよく絞り、さらにキッチンペーパーで水気をとる
- zip袋に入れ、平らにし空気をしっかり抜いて冷凍する
※どの冷凍方法でも、なるべく平らにして冷凍することがポイント!
熱を逃がしやすくして、急速に冷凍することで栄養価をおとさずが美味しい状態で保存出来ます。
冷凍きゃべつの解凍方法
カットしてからそのまま冷凍したキャベツは、シャキッとした食感が落ちやすいのでスープ、お味噌汁等の汁物や煮込み料理に使うのがおすすめです。
その際に解凍する必要はありません。
解凍の手間もなく、そのまま汁物に混ぜて調理することが出来ます。
茹でてから冷凍したキャベツは自然解凍、もしくはお湯をかけて解凍します。
お湯をかけて解凍した場合は、水気をしっかりとってから使用してください。
こちらはシャキシャキ食感が残りやすいので、炒め物やお浸し等でも食感を残したまま美味しく頂くことが出来ます。
キャベツの切り口の変色理由はこちらに↓
>>>キャベツやレタスの切り口や中心が変色!防止方法は?食べられる?
まとめ
冷凍キャベツの切り口が茶色くなるのは酸化の影響、酸っぱい臭いが出てきていなければまだ食べても大丈夫です。
しかし全体に茶色く変色したり臭いがひどくなってきた場合は、腐敗が進行しているため食べないようにしてください。
キャベツの冷凍することで、より長期的な保存が可能になります。
軽く茹でてから冷凍することでそのまま冷凍保存するより食感を残すことが出来ます。
汁物や煮込み料理以外に使いたい場合は、下処理を行ってから保存するのがおすすめです。
キャベツの冷凍保存や茶色く変色した時の対応に関して紹介してきました。
皆さんがキャベツを出来るだけ美味しく食べて頂くための参考にして頂けたら嬉しいです。