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ラ・メゾン・デュ・ショコラ(La Maison du Chocolat)
1977年創業パリの老舗高級ショコラトリーです。
代表する定番人気のガナッシュ、プラリネ、ミルクとダークの甘すぎないチョコレート、フルーツやスパイス、ハーブなど繊細な割合で独特のはっきりとした特徴を組み合わせ余韻まで愉しめるとチョコ通からも絶賛されています。
その繊細さはショコラだけでなく、「エルメス」と同じ工房で作られるボックス、型押しのリボンの結び方までシックを象徴していて上品で洗練されています。
渋めのワインと一緒に優雅に楽しみたいですね。
ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)
1983年創業。
創業者のマルク・ドゥバイヨルはMOF(フランス最優秀職人)も受賞した職人です。
マルクから受け継がれる技術や精神が、今なお職人たちによって丁寧に引き継がれています。
エレガントでユニークなデザインのショコラが特徴的です。
甘さ控え目で厳選された素材で作られた上質の四角いプラリネは、アールグレイやパッションフルーツ、キャラメルなどシンプルながら昔から愛されている味を守り続けています。
砂糖を控えドライフルーツを使ったオランジェットも人気ですよ。
カカオサンパカ(CACAO SAMPAKA)
1999年にバルセロナで誕生した「カカオサンパカ」は、スペイン王室御用達ブランドです。
SOCONUSCOで収穫される稀少なカカオ豆クリオロ種を使用したチョコが味わえます。
アステカ王が愛したという王家のカカオ「レアルクリオロ」を使ったシェヌスコや、ホンジュラス産「トリニタリオ種」リオ セコなど3つの希少なカカオをテイスティングできる「レジェンダ」3個入がショコラ愛好家の間でも人気ですよ。
カカオサンパカのチョコレートは、敢えて飲み物と合わさないでショコラだけかじってみるとチョコの個性が良く分かります☆
イルサンジェー(HIRSINGER)
1900年創業の115年の歴史を持つ老舗ショコラトリーで、フランスの歴代首相も愛した幻のショコラを作り出す「イルサンジェー」。
直系一族のみでその技とレシピは現在も守り抜かれていて、4代目エドワール・イルサンジェーは、MOF(フランス国家最優秀職人)です。
ショコラはすべてエドワール1人で手作りするため、数が非常に限られてしまいますが、購入できるのはフランスジュラ地方のアルボワ本店と東京ブティックのみです。
1粒840円スペシャリテの「トゥシェフ」は、ヘーゼルナッツのプラリネでイルサンジェー初代が考案したチョコラ。
115年経った今も当時と同じ製法で丁寧に作られています。
エドワール氏は大のコーヒー好きなので、美味しい珈琲と相性が良さそうですね。
カファレル(Caffarel)
1826年イタリア北部の町トリノで最初のチョコレート創設した老舗ブランドです。
イタリアらしいカラフルでインパクトのある缶はコレクターにも大人気!
厳選された原材料でモルド(型)を使わない独自製法で1つ1つ丁寧に仕上げた、「ジャンドゥーヤ」は、ヘーゼルナッツが香り高く、とろけるような舌触りで、世界各国のグルメに人気。
ポップで可愛いキノコやミツバチなどのチョコは女性や子供にも支持されています。
古くからヨーロッパ各地の王室や貴族ご用達チョコレートとして認められていて、アルミホイルに包まれたチョコレートの始まりと言われていますよ!
フェレロ ロシェ (FERRERO ROCHER)
フェレロ・ロシェはイタリアにある菓子メーカーです。
1982年から発売されている名作のチョコレートのロシェとはフランス語で「岩」というとおりに砕いたナッツでコーティングされゴツゴツした岩をイメージさせるチョコです。
ウエハースのサクッとした食感とココアヘーゼルナッツクリームの滑らかで香ばしい丸いチョコレートはイタリア文化の象徴的商品。ほかにココナッツ「ラファエロ」ビター「ロンノアール」があります。
ロシェも原材料を見ると乳製品や油脂を用いて、なめらかで豊かな香りと食感がとても人気です!
シャポン (CHAPON)
2017年東京・自由が丘に日本初出店!
パトリス・シャポンは、バッキンガム宮殿のお姫様専属の元アイス職人で、チョコラティエとして独立しました。
シャポン自身が世界中を駆け回り豆から選抜するBean to bar。
世界一のチョコレートの祭典サロン・デュ・ショコラ・パリでは、Bean to barショコラティエとして最高の賞を受賞します。
職人としての確かな腕で、華麗で、美味なショコラを生み出し続けています。
彼の作るショコラは繊細ながらレトロ可愛いプラリーヌばかりで、こけしをモチーフにした「ビキチン」、代表作のアンティークジュエリー”瑪瑙(めのう)”をイメージした「コフレアガーツ12」。
カラフルなクマが可愛い「ウーソン」。
クマはシャポンの幼少期に大好きだった動物で、「ショコラを食べる時に、子どもの頃の気持ちを思い出して欲しい」という彼の想いが込められています。
アッサムなどコクが強い紅茶がよくあいますよ。
ユーゴ&ヴィクトール(HUGO&VICTOR)
名門三ツ星レストランでキャリアを積んだ天才パティシエ、ユーグ・プジェ氏。
ジュエリーのように艶やかで美しい球体が特徴の代表作「カルネ・シ・スフェール」や、日本限定販売、BIO認定原材料で作られたタブレット「 ビオ ノワール」も人気です。
厳選した原材料で銅鍋を使い昔からの製法で作り上げる滑らかで濃厚なガナッシュのプラリネは甘すぎず大人の味です。カルネ(手帳)をイメージしたパッケージに入った6種のプラリネ「カルネ・シ・ショコラ」は、特に人気のあるプラリネをまとめたボックスでおすすめです。
いかがでしょうか?
どのブランドも甘さを控えてショコラの力強さ、まろやかさ、なめらかで余韻のある風味は絶品です。
パッケージもお洒落で手土産やプレゼントとしてもぴったりですよね!
まとめ
外国産チョコレートは、カカオの産地や製造工程によって砂糖や香料、食感が違うため全体的に味が特殊で日本人に馴染みにくいことがあります。
ですが今回紹介したメーカーやショコラティエの技術は日本人も唸るほど繊細でカカオのうま味を感じるものばかりです。
包みを開けた瞬間から五感を刺激する上品な甘さは、いつもの日常に潤いを与えてくれますよ!
紹介した以外にもおいしい海外のチョコは数多くあり、色々食べ比べしてお気に入りのショコラを見つけるのも楽しいですよ!
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