ヨーグルトは発酵食品だから腐らない、って聞いたけど本当?
いえいえ、ヨーグルトだって腐ります!
でもヨーグルトが腐ったときって分かりにくいですよね。
色やニオイに違いが出るのか気になります。
ヨーグルトを購入して開封したはいいものの、うっかり期限が過ぎてしまった!いつ開封したんだっけ?!という経験はありませんか?
ヨーグルトを腐らせると見た目やニオイに変化が出るのです!
また手作りヨーグルトの場合は市販のヨーグルトと違うのでしょうか?
この記事ではヨーグルトが傷んだ時の状態や知っておきたいヨーグルトの腐敗について解説していきます。
目次
ヨーグルトは腐る!腐敗したときのニオイや色の見分け方
どうもラヴィです!
毎朝のヨーグルト私には欠かせません☆
整腸作用や美肌効果、コレステロールの低下など様々な効果が期待され、健康のことを考えて毎日食べている人も多いのではないでしょうか?
ヨーグルトはご存知のように乳酸菌を使用した発酵食品。
発酵は微生物によって旨味や風味など人間に有益なものを作り出します。
しかし発酵食品であるヨーグルトも腐るのです!!
というのも、流通の過程で殺菌処理をし発酵を止めて出荷されます。
そのためヨーグルトを開封して腐敗菌が混ざってしまうと、食品が傷み腐ってしまうのです。
じゃあ何日で腐るの?と言われても残念ながら「ヨーグルトは開封後3日で腐ります!」という断言はできません。
ですのでヨーグルトが腐ったり傷んだときの見分け方として、4つのポイントを見てみましょう!
1・カビが生える
カビが生えていれば、見た目にも腐っていると判断がつきやすいですよね。
市販のヨーグルトと手作りのヨーグルトとでは違う色のカビが発生しやすいです。
市販のヨーグルトには黒や青っぽいカビが生えることが多いですが、手作りヨーグルトには赤っぽいカビが生えます。
カビは表面だけにあるように見えますが、菌糸といって根を張って広がっていくものなので、カビが生えている部分だけ取り除いても目には見えないカビが残っている可能性があります!
カビがはえたヨーグルトは食べないでください!
特に手作りヨーグルトの場合は、作っているときに乳酸菌以外の雑菌も入りやすいので気をつけてください。
また容量の多いヨーグルトパックの場合は、取り分けるときのスプーンで雑菌が混入しやすいです。
これもカビの生える原因になるので、清潔なスプーンで取り分け早めに食べきるようにしてください!
2・ツーンとする酸っぱい臭い
発酵食品だけにヨーグルトには、もともと“やや酸味”があります。
しかしいつもの爽やかな酸っぱさとは違う『鼻につくような臭い』や、『強い酸味のありそうな臭い』がしたらヨーグルトが腐っているので食べるのはやめましょう。
3・見た目の色が黄色くなる
新鮮なヨーグルトはきれいな乳白色です。
しかしヨーグルトが腐敗すると色は白から→→黄色→→茶色と色が変色していきます。
いつも食べているヨーグルトであれば、見た目におかしいなと思ったときは気をつけましょう!
※使用するミルクによっては、ヨーグルトの色が最初からクリーム色がかっているもののあります。ご注意ください!
4・水分が増える
ヨーグルトを開封すると透明な上澄み液がありますよね。
これはホエー(乳清)と呼ばれるビタミンやミネラルなど栄養が豊富に含まれている乳成分が分離した水分です。
しかし時間がたつにつれて、ヨーグルト中に含まれている水分が分離して品質が水っぽくなります。
明らかにいつもより水っぽい、そんなときは製造から日が経っているため味が落ち、もしかしたら腐っている可能性がありますよ!
ヨーグルトは乳酸菌の影響もあり『腐るよりもまずカビが生える』ことが多いです。
変色したり・臭いがキツくなっているヨーグルトは、保存方法も悪く日数もかなり経ってしまった状態なので絶対に食べてはダメですよ
(´;ω;`)
ナスの種が黒いのは腐ってる?
詳しくはこちら→→茄子の【黒い種や斑点】どこまで食べられる?腐った状態の見分け方
ヨーグルトの賞味期限切れ後、何日ぐらい大丈夫?目安は?
ヨーグルトには賞味期限が表示されていますが、製造から14日間が多いです。
賞味期限とはおいしく食べることができる期限を示しているものなので、賞味期限を少々過ぎてもヨーグルトを食べることができます。
しかしこれは「正しく保存」され「開封していない」状態のヨーグルトだから大丈夫なんです!
どのくらい過ぎても大丈夫?と、気になりますよね。
未開封のヨーグルトであれば、賞味期限が切れて1週間ほどは風味が変わらず美味しく食べられたという意見があります。
期限が2週間切れたのを美味しく食べたつわものも。
必ず開けたときに腐敗の変化がないかどうか、しっかり確認してから食べるようにしましょうね。
もしヨーグルトを開封してしまったら、賞味期限内でも2日以内に食べるようにしましょう!
開封後のヨーグルトを保存しておく場合は、しっかりとふたを閉めて冷蔵庫でも温度が上がらない場所に保存しましょう。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、10℃以下で保管しておくことで発酵が進みません。
温度が高くなると乳酸菌が活発になり離水が進みます。
そうすると、分離した水分に雑菌が繁殖し腐敗する原因となるので気をつけたいですね。
冷蔵庫から出し入れするときは、時間を短くしてできるだけ冷たい温度を保てるようにしましょう。
そして振動が起きるとヨーグルトから水分(ホエー)の分離が起きやすいので、ドアポケットには入れない方が良いですよ。
さらにふたがしっかりと閉まっていないと、そこから雑菌が入りやすいのでしっかり密閉してくださいね。
ヨーグルトは開封してから時間が経つと、乳酸菌が死んでしまいます!
せっかくの乳酸菌による整腸効果や免疫力の調整などの健康効果が得られなくなる可能性もあるので、この面からも早めに食べきることをオススメですよ♪
食べきれないヨーグルトは、固いお肉に混ぜ込むと柔らかくなりおススメ♪
関連記事→→安いが固い外国産牛肉は漬けるだけで柔らかに!8つの秘訣
賞味期限が切れたヨーグルトや腐ったヨーグルトを食べたら?
賞味期限が切れたヨーグルトを食べると、人によっては下痢や嘔吐などの食中毒症状が現れます!
みなさん、賞味期限切れでも大丈夫だろうと思ってもその後に苦しまれています
( ;∀;)
食中毒症状が続く場合は早めに医療機関を受診されることが望ましいですが、対処的にスポーツドリンクなどを飲みで体内から排泄された水分を補い脱水症状にならないように気をつけてください。
胃腸機能が弱い人は絶対に「賞味期限切れのヨーグルト」は食べない方が賢明ですよ!
ヨーグルトが腐るとカビが生えるのまとめ
ヨーグルトの腐敗について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
ヨーグルトを腐らせないためには、
- 賞味期限内に食べきれる量(小分けカップタイプor大きい量のタイプ)を選ぶ
- ヨーグルトを取り分ける時は清潔な調理器具やスプーンを使い雑菌の混入を防ぐ
- 必ず10℃以下の冷蔵庫に、そして振動の少ない場所で保管する
- 開封後は早く食べること、開封後に保存しておく場合はしっかりとふたを閉める
このようなことが大切です。
賞味期限が切れてしまった場合でも、未開封であれば大丈夫なこともあります。
ヨーグルトの見た目やにおいなどをしっかりと確認し、腐っていないか確認してから食べるようにしましょう。
お腹弱めの人は、賞味期限が切れたヨーグルトは食べないでください!!
おでんが腐った時の見分け方はこちらに。
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