あさりの出汁って最強ですよね!
味噌汁でもスパゲティでも美味しい!!
でもあさりの砂抜きって難しくないですか?
砂抜きをしてみたものの、なんか臭い...
しかもあさりの管が延びてるっていうことも。
そして調理してみても
「ジャリッ!!」
って口の中でなると・・・
ドヨォォ─(lll-ω-)─ォォン
あなたはテンション下がったことありませんか
今回は、
あさりの砂抜きが失敗する原因、
そしてあさりが臭い場合の対処法や
上手くできるあさりの砂抜き方法をご紹介します!!
目次
あさりの砂抜き失敗の原因と対策法
どうもラヴィです!
せっかくのあさり料理
食べたときに砂を噛むようなことが
ないようにしたいですよね。
あさりの砂抜きで失敗してしまう
主な原因は以下の4つです!
①塩分濃度が違った
あさりは海で生きています。
ですので砂抜きも海水と同等塩分にしなくてはいけません。
【対策法】
潮干狩りをしてきたのなら
空いたペットボトルに
海水を入れ持って帰る。
コレが1番確実です!
海水を忘れた、
スーパーであさりを買ったという人は
1リットルの水に35g(大さじ2杯強)の
粗塩を溶かせば海水と同じ
約3%の塩分濃度になりますよ♪
あさりは海に生息しますが
寄生虫”アニサキス”は寄生しません。
アレルギーの人でも食べられますよ。
⇒魚好き要注意!アニサキスアレルギーが増加?症状や治療法とは
②水温が高すぎor低すぎた
あさりが生息活動する温度でないと
呼吸をしないため砂を吐いてくれません。
あさりの砂抜きに最適な水温は
20℃前後。
25℃以上になると
あさりが死んでしまいます。
元の海水の温度に
近づけてあげるのがベスト☆
逆に冷蔵庫に入れてしまうと
温度が低すぎてダメです!
冬眠状態のように殻に
閉じこもってしまいます。
あさりの砂抜きは常温でなきゃダメですが
魚の保存はしっかり冷蔵してください!
でないと食中毒の原因ですΣ(゚Д゚;)
⇒さんまを食べてブツブツが!アレルギーではなくヒスタミン食中毒とは
さらに注意をもう一つ。
潮干狩りをして取ってきたあさりには
急激な温度差は厳禁!!
ショックを受けてしまいますよ。
最適な温度で砂抜きをすることが大事ですよ。
③あさりが重なっている
みなさん、
あさりの砂抜きをボウルでしてませんか?
実はラヴィもそうしてました。
しかしボウルのような
底が狭くなっている容器に
あさりを入れると重なってしまいます。
このように重なった状態では
上になったあさりが
せっかく砂を吐いたのに
下になったあさりが
その砂を飲み込んでしまいます!
あさりの砂抜きに時間をかけたのに
きちんと砂抜きが出来ません。
【対策法】
1番使えるのは
“食器用水切りカゴ”
あさりをザルのところに置けば
砂が下の水受け部分に溜まります。
せっかく吐いた砂を飲み込みません。
これなら少々重なっても大丈夫です☆
④明るすぎる場所で砂抜きした
あさりは夜行性です。
海中の砂の中で生息しています。
ということは、暗いところで活発♪
【対策法】
新聞紙やアルミホイルで覆って
日が差しこまないようにしましょう!
明るすぎると呼吸をしないので
砂抜きも失敗してしまいます。
原因を知って対策したら
あさりの砂抜きに
失敗することがなくなりますよ♪
【失敗なし】上手くできるアサリの砂抜き方法
まず死んでいるあさりと一緒に
砂抜きをしてしまうと他のあさりも
死んでしまうので要注意!!
砂抜き前には必ずあさりの臭いをチェックしてください。
①食器用水切りカゴにあさりを入れ
ヒタヒタぐらいの海水もしくは
海水程度の塩水(水1Lに塩大さじ2杯強)を注ぎましょう。
この水量にしてやると
あさりがおもしろいように呼吸し砂を吐きます^^
このとき、海水にはちみつを少々加えると
あさりの旨み成分「コハク酸」が増える
という新事実!!
海水1Lにはちみつ小さじ1を溶かしましょう♪
②必ず上には新聞紙を覆いましょう。
暗くするためと、
吐いた水が部屋を汚さないように
キャッチするためです。
潮干狩りのあさりなら3時間ほど
スーパーで買ってきたものなら1時間
砂抜きをしましょう!
長く常温に放置するとあさりが
死んでしまう原因にもなるので注意しましょう。
こちらの動画でも詳しく砂抜き方法を
解説してくれています。
砂抜きの失敗?食べられるあさりの見分け方
砂抜きを失敗するとあさりが
- 臭い
- ベロや水管が延びている
- 口が開きっぱなし
こんなときはアサリが死んでしまったのでは?
と心配になりますよね。
あさりが死ぬと足が早くすぐに臭いも出てきます。
アサリからクサイ腐敗臭がする場合は
食べずに捨ててください。
食べると食中毒を起こします!!
また砂抜きをした水が白く濁っているときは
死んだあさりが混じっている証拠なので
水もチェックしてみてください。
あさり全体では臭わなくても
1個ずつチェックするとアタリ
(死んでいるあさり)が発見できます。
また口は閉じているけど水管やベロを
出しているあさりがいることもありますよね。
この場合は臭いが出ていなければ
大丈夫だと思っていいでしょう。
臭いのなかったあさりでも
加熱したときに殻が開かない場合は
そのあさりは食べるのを止めましょう。
あさりは生きていれば貝柱を
収縮し殻の開閉をします。
加熱すると貝柱の接着力が弱まり
殻が外れますが、あさりが死んでいると
加熱しても貝柱の変質がなく殻は開かないのです。
さてこれで美味しい
あさり料理が食べられる?!
いやいやまだなんです。
潮干狩りでとったあさりは
必ず塩抜きをしましょう♪
あさりの塩抜きの方法
砂抜きをしたあさりの殻の表面を洗います。
ザルの上で流水で洗いましょうね。
そのままザルの上で1時間放置。
そうするとあさり自身が吸い込んでいる
塩水を吐き出します。
このときも新聞紙で覆うのを
忘れないでくださいね。
部屋がベタベタになってしまいます
∑(´・ω・|||)
そして、使う直前にしっかり殻と殻を
こすり合わせ洗い、調理します。
もし調理したあさり料理が
しょっぱすぎる
なんてときは、
塩抜きが出来ていなかったのが
原因なのです。
しかもこの塩抜きで放置する作業、
2時間放ったらかしにするだけで
旨み成分の”コハク酸”が増えます!!
時間に余裕があるなら
ぜひお試しください♪
さあ、これで旨みがたっぷりの
あさり料理が楽しめますよ♪
たくさんあさりがあるときは冷凍しましょう!
冷凍することで旨みもUP☆
まとめ
あさりの砂抜きに失敗してしまう原因は、
①塩分濃度
海水のしょっぱさで砂抜きを!
塩分が足りないと死んでしまう原因にも。
②水温
熱すぎては死んでしまい
冷たすぎると呼吸をしません!
③重なっている
あさりが重なっていると
吐いた砂を飲み込んでしまいます。
④明るすぎる
あさりは暗いところで生活します。
明るいと活発に呼吸しません。
以上のことに注意すれば
「ジャリッ」
なんて食欲を失せることもなくなりますよ☆
そして
しょっぱ過ぎるあさり料理に
しないためにも”塩抜き”もお忘れなく!
使う1時間前にざるにあげて放置するだけ。
このときも水を吐くので
新聞紙ガードをお忘れなく!
あまり暑い日はあさりが傷むので
冷蔵庫に入れて塩抜きしましょう。