どうもラヴィです。
鮮やかなオレンジ色のニンジンは
βカロチンも豊富で病気の予防、
アンチエイジングにも効果が高いといわれます。
また一年を通して見かけるので
購入もしやすく、食卓に上がりやすい野菜です。
しかしこのニンジンを食べたら
体に蕁麻疹、ピリピリする、
口の周りが痒くなった、
そんな症状があらわれることが!?
これってニンジンアレルギーなのでしょうか、
今回はニンジンで蕁麻疹が出るのは何?
ニンジンを赤ちゃんの離乳食で使う場合に
どのようなことに注意したら良いのか、ご紹介します。
目次
ニンジンを食べて蕁麻疹?!これってアレルギー?
ニンジンは栄養価も高く
大人だけでなく、子供にもたくさん
食べてもらいたいと思いますよね。
特にβカロテンは豊富で
抗酸化作用による老化の防止、
白内障や夜盲症といった目への予防・改善、
美肌効果、がん抑制効果などなど
体への良い効果を期待できます。
しかしその反面、ニンジンを食べて
アレルギー症状が出るということが
あるため注意が必要になります。
例えばニンジンを食べた後に
- 口の中や喉がイガイガする
- 口の周りにプツプツ、痒みが出る
- 食べたときに違和感を感じる
- 蕁麻疹が出る
このような違和感を覚える症状が
出る場合は気をつけてください。
ニンジンでこのような症状が
出たとき疑われるのが
「仮性アレルゲン」です!
仮性アレルゲンとは
食品からではなく食品中の
化学伝達物質が原因であたかも
アレルギーを起こしたかのような
症状を起こしたりアレルギー症状を
悪化させる食品のことを言います。
セロトニン・ヒスタミン・アセチルコリン、
このような化学伝達物質を含んだ食物を
大量に摂取することで皮膚の痒み、
血管の過剰拡張といった症状を
引き起こしてしまうのです。
この食材にも気をつけて!
⇒なすを食べると舌がピリピリ・吐き気?これってアレルギー?注意点について
ニンジンにもアセチルコリンが含まれ
仮性アレルゲンとなりうる野菜なので
あたかもアレルギー症状のように
痒みや蕁麻疹が出ることがあるのです。
しかし仮性アレルゲンは厳密には
アレルギーではないので、
毎回症状が引き起こされるわけではありません。
仮性アレルゲンは残留農薬でも
引き起こされる可能性があります!
生で食べるときは農薬が気になりませんか?
野菜や果物の農薬や放射能物質は大丈夫?
本当に安全な野菜やお米食べたいならこちら。
→安心・安全な野菜を宅配サービスで!お得なお試しで賢くチェック
口腔アレルギー症候群の可能性もある
仮性アレルゲン以外にも
ニンジンアレルギーの可能性があります。
それが「口腔アレルギー症候群」なんです。
口腔アレルギー症候群とは、
ある果物や野菜を食べたときに
口・唇・喉などの口腔粘膜やその周辺組織に
イガイガ、痒みなどのアレルギー症状が
起きる食物アレルギーのこと。
口腔アレルギー症候群は特定の花粉症とも
関連が深いとされ、花粉症の原因物質と
似た物質が果物等の食物に含まれていることで
それぞれの花粉症に対して特定の食物が
アレルギーを引き起こす可能性があります。
ニンジンはヨモギとイネ科の花粉症と
関連が深いので、これらの花粉症の方は
気をつけたほうが良いでしょう。
(原因が共通しやすいですが、
必ずしも食べ物アレルギーが在る訳ではありません。
またその逆もあります。)
おかしいなと思ったら、専門科で
検査してみるのも大事ですよ☆
[quads id=2]
ニンジンを赤ちゃんの離乳食に使う場合の3つの注意点
ニンジンは栄養も満点なので
ぜひ赤ちゃんや子供たちにも
好きになって欲しい野菜ですよね。
比較的アレルギー報告も少ないニンジンですが、
上記でお伝えしたようにアレルギーの可能性が
ないわけではありません。
離乳食に取り入れるにも注意が必要ですね。
ニンジンでアナフィラキシーショックを
起こすほどの激しい症状が起きることは
滅多にありませんが、油断は禁物!
赤ちゃんは抵抗力も弱く肌も弱いので
気をつけるに越したことはありません。
ニンジンを離乳食に取り入れるのに
早い人であれば赤ちゃんが5~6ヶ月の
離乳食初期からはじめますよね。
ここでは離乳食の注意点をまとめてみました。
①少量からスタート
ニンジンに限りませんが、
初めて離乳食に取り入れる食材のときは
少量からスタートしましょう。
小さじ1ぱいぐらいから始めます。
赤ちゃんが喜んで食べるのをみると
たくさんあげたくなりますが
その食材に体が拒否反応をしないか、
ということがとても大切です。
またアレルギーだけでなく
下痢や便秘といったお通じにも
影響するので気をつけたいですね。
②必ず加熱処理する
仮性アレルゲンは、加熱することで
働きが弱まり症状を引き起こしにくくなります。
加熱・湯切り・あく抜きなど
調理をしっかり行いましょう。
③毎日連続して食べない
1度はニンジンを食べて大丈夫でも
大量に摂取することでアレルギー反応と
なることもあります。
食べてはいけないのではなく、
過剰摂取によることもあります。
できるだけ旬のものをバランスよく
食べることもとても大切ですよ。
もしもニンジンを食べて口の周りや
体に痒み・湿疹・蕁麻疹等が出たら
離乳食で扱うのは一時中止しましょう。
必要であれば掛かりつけの医師に相談しましょうね。
これらの注意点はニンジンに限りません。
その他の食物でも同じですよ☆
離乳食の基本「お粥」の違い知ってますか?
⇒全粥と五分粥の違い!10倍粥とも違う?炊飯器で美味しいお粥レシピ
まとめ
ニンジンには仮性アレルゲンと
口腔アレルギー症候群のアレルギーを
引き起こすことがあります。
離乳食に使いやすい食品ですが
気をつけたいものですね。
人参以外にも、ほうれん草・バナナ
ジャガイモ・カボチャなども
離乳食ではアレルギーに似た症状を
起こしやすいです。
すべてを除去するのは難しいですが
上記の注意点に気をつけながら
楽しい食卓にしたいですね♪