シャインマスカットって、とても美味しいですよね!

とにかく甘い!!みずみずしいし皮ごと食べられるので手間もなく、手間だけでなく種もないという何とも止められない果物ですが、ついつい食べすぎてしまうという経験はないでしょうか?

私はテレビを見ながら食べていたら「あれっ!?ちょっと!誰か食べたでしょ?」と言ってしまったほど無意識で食べてしまいました^^;

しかしシャインマスカットってあれだけ甘いと太るのでは?

皮ごと食べると農薬が気になる!

という人のために、今回はシャインマスカットのカロリーや農薬について、またぶどうの洗い方をご紹介します。

シャインマスカットのカロリーは?1粒は?1房では食パン1枚分!

シャインマスカットを食べきったあと、ふと気になる「あれ?甘いぶどうって太るかな?」

では実際、シャインマスカットのカロリーはどれくらいなのでしょうか。

  • シャインマスカット1房のカロリー:約160キロカロリー(約300g)
  • シャインマスカット1粒のカロリー:約6キロカロリー(約8~9g)

もっと分かりやすく他の食品に例えてみると、

  • シャインマスカット1房=りんご・1個(中サイズ)、食パン(6枚切り)一枚分
  • シャインマスカット1粒=キウイ・1/10切れ、ノンシュガーガム1切れ分

と、1房食べても甘さから考えれば、思ったほどの高カロリーではありませんね。

巨峰1房(約350g)では約190キロカロリーなので、他のぶどうと比べてもカロリーは低めなんですよ。

鶏むねとささみにカロリーの違いは?詳しくはこちら↓

⇒鶏むね肉はささみで代用可能?味やカロリーに違いはある?

シャインマスカットはダイエットに向いている?

シャインマスカットのカロリーは他のぶどうよりも少し低めで、1粒あたり約5~6キロカロリーですし、そこまで高カロリーなイメージではないと思います。

しかし 「シャインマスカットはダイエットに向いている食品」という訳でもありません。

注目していただきたいのは「甘さ」です。

何度か言っていますが、シャインマスカットはとにかく甘くておいしいのです!!

「甘い」…という事は糖度が高いという事、そして糖質も多く含まれているという事です。

実はシャインマスカットの糖度は「20度」にもなることがあるそうです!

参考までにシャインマスカットと他の果物の糖度を比べてみたいと思います。

  • 柿   16~18度
  • ブドウ 17度 (シャインマスカットではない)
  • リンゴ 13~17度
  • メロン 12~18度
  • 梨   12度
  • スイカ 11度
  • 柑橘類 10~14度
  • イチゴ 8~10度

どうでしょうか、他の果物と比較しても甘さが際立っているのが分かりますよね。

では糖質はどうでしょうか…

シャインマスカットの糖質は、 100グラムあたり17~20グラム、1房に換算すると50~60グラムの糖質が含まれていることになります。

これはダイエット中の方は覚えておきたいですね。

しかしシャインマスカットには、ビタミンB1やビタミンB6・ブドウ糖、さらにブドウの皮にはポリフェノールが多く含まれるので抗酸化作用に効果的!

脂質や糖質の多いケーキを食べるよりもシャインマスカットを食べるほうが甘味を制限するダイエットにはもちろん健康にも良さそうですよね!

ただし、食べ過ぎてはいけないのでシャインマスカットをダイエット中に食べる際は、10粒程度に抑えるなど注意と工夫をして食べれば問題はないと思います^^

皮ごと食べて本当に大丈夫?ぶどうの農薬についてと洗い方

無農薬で頑張られているぶどう農家さんも沢山いると思いますが、スーパーで売られているシャインマスカットや他のぶどうは、見た目や売り上げを考えて農薬が使われていますよね。

農薬の話の前に一つ、知っていただきたいのは「シャインマスカットは日本生まれ」だという事です。

横文字で綺麗な色、いかにも温かい国々で採れそうな果物ですが、日本の研究者の方々が長年品種改良を重ねてやっとたどり着いた傑作品!!

しかしシャインマスカットに限らず、他のぶどうでも農薬は使われています。

というのも、ぶどうは害虫被害に遭いやすくとても病気にもなりやすいからです。

でもぶどうの残留農薬はほとんど心配することはないようです。

それは「袋かけ」といって虫や雨・病気をさけるためにぶどうを1房ずつ袋に入れる作業がされるからです。

これは虫や雨だけでなく農薬もかからずに済むんですね。

「皮ごと食べられる」素敵な物をやっと作り出したのに、農薬まみれで食べられないなんてことはありません!

よく農薬と勘違いしやすいのが、ブドウの表面についている「ブルーム」という白い粉。

このブルームは毒ではなく、ぶどう自身が自然に出すワックスです。

ブドウの脂質成分で表面をおおうこと水分を保持し鮮度を保ってくれています。

ちょっと似ているブルーム現象?チョコレートの復活方法はこちら

白くなったチョコの復活方法!食べても大丈夫?なぜ白くなるの?

シャインマスカットやぶどうの洗い方

シャインマスカットだけでなく、ぶどうは「皮ごと」食べる方が美味しさも栄養も満点です。

そのまま食べても毒ではないのですが、せっかくなので洗い方も知っておきましょう!

➀50度洗いする

房ごと50度のお湯で優しく洗います。

50度のお湯で洗うと雑菌を1/10に落とし、さらに水分を吸収し鮮度が長持ちします。

一粒ずつ房から外してボウルに50度のお湯を張った中に30秒~1分ほど浸ければ洗い流せば、粒と粒の間もよく洗えますよ。

沸騰したお湯に同量の水を加えれば50度のお湯になります。43度以下のお湯になる逆に雑菌が繁殖するので注意してくださいね。

②重曹水で洗う

ボウルに水を張り(約1L)そこへ大さじ1杯の重曹を溶かします。

そこへブドウを房ごと入れて浸けておきます。

20~30秒ほどで取り出し、さっと水洗いしましょう。

③野菜洗いで洗う

野菜や果物の農薬や放射能除去ができるスプレーをご存知ですか?

原料はアルカリイオン水で作られているスプレーで、野菜の除菌や目には見えない農薬や展着剤(雨で農薬が落ちないようにする接着剤のような薬液です)を落としてくれるのです。

食べる前や調理前にシュシュッとブドウや果物・野菜に吹きかけるだけで洗浄できますよ!

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まとめ

大好きなシャインマスカットのカロリーや農薬についてご紹介しました。

我が家ではお祝いごとや遠足時のお弁当のデザートにシャインマスカットを使います。

いつも食べたいのですが、家族みんな大好きなので家計が追い付きません(笑)

シャインマスカットは食べ過ぎなければカロリーも高くなく、ビタミンやポリフェノールも豊富です。

美味しい物を食べるとお腹だけでなく心も満たされますよね^^

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