どうもラヴィです!
マイタケが好きなのでよく食事に取り入れるのですが、この間ふと「マイタケは洗ってから調理するべきなのか?」って疑問に。
よく、キノコ類は洗わずにそのまま調理して大丈夫と聞くけど、マイタケもそうなのでしょうか?
洗わないなら新鮮なマイタケを選んだ方がいいのだろうけど、【どういうものが新鮮】で【どうなると古い証拠なのか】鮮度の良いまいたけの見分け方も知りたいですよね!
今回はまいたけは調理の時に洗うべきなの?汚くないの?
また新鮮なまいたけの選び方やキノコの下処理方法をご紹介します。
まいたけは洗わなくてもいいの?そのまま使える!
まいたけは、基本的に洗わずそのまま調理してOKです!
というのもマイタケの栄養素は、水溶性なので洗うとせっかくの栄養成分が流れてしまってもったいないから!
まいたけの特徴的な栄養は、
- 食物繊維・・・マイタケには不溶性食物繊維が多く含まれ、腸のぜん動運動を活発にし、便のかさを増す働きがあるため便秘にも効果があるといわれます。
- ビタミンB類・・・疲労回復効果やたんぱく質や脂質の分解・代謝を促す働きがあります。まいたけには特にビタミンB1やB2を多く含みます。
- エルゴステロール・・・紫外線によりビタミンDに変化する、ステロールの一種です。ビタミンDは骨に大切な栄養素で、骨の形成を促し強度を高める働きがあります。
- ナイアシン・・・酵素の働きを助ける補酵素でビタミンB群の一つです。皮膚や粘膜の正常な状態を維持する役割を持ちます。
- βグルカン・・・免疫力を引き上げ、がんの抑制効果も高める働きがあると注目される成分です。
このような様々な栄養成分が含まれます。
まいたけに含まれる栄養を無駄なく取りたいので、なるべく私は洗わないで使っていますが、やはりパック詰めされているのをそのままは・・・という方もいますよね。
そこでまいたけで有名なホクトからQ&Aを引用させていただき、どのくらい清潔な環境でまいたけが栽培されているのかご紹介します。引用:https://www.hokto-kinoko.co.jp/soudanshitsu/faq/
弊社のきのこセンターの中で福島原子力発電所に近い宮城県産、新潟県産、長野県産および静岡県産のきのこについて、ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137の放射性物質検査を定期的に行っています。 その結果、2018年9月の検査において、ブナシメジ、エリンギ、マイタケ、ブナピー、霜降りひらたけから放射性物質は検出されませんでした。
ホクトでは、きのこや栽培培地に対して農薬は一切使用しておりません。
放射能検査を定期的にして、無農薬の栽培と聞くと安心できますね。
また大手企業のきのこ栽培では、工場での清掃や衛生管理がしっかりしているため、外部からの汚染や雑菌繁殖防止を徹底管理しています。
そうしないと品質や収穫量にも大きく影響してしまうからでもありますし、パック詰めまで新鮮なうちに厳格な管理下で行われていますよ。
でもどうしても気になる、そんな方はキッチンペーパーで拭いたり、軽くサッと流水で洗いましょう。
ただ、やはり身体に良い成分をしっかりもれなく摂りたい場合は、洗わずにそのまま調理すること。
そして水溶性なので、味噌汁などの汁物にしたり、炊き込みご飯など煮汁も一緒にいただけるものに使うのがオススメ調理法です。
キャベツは洗うべき?そのまま使ってもいいの?
>>【キャベツの洗い方】どこまで洗う?丸ごとや千切りの場合の洗い方
新鮮なまいたけを選ぶ3つのポイント
せっかくマイタケを食べるなら、鮮度の良いものを選んで食べたいですよね。
そこで鮮度が良いマイタケの選ぶポイントは、この3つ
- カサの部分が肉厚なもの
- 色が濃くて光沢があるもの
- 触るとパリッと折れそうなもの
これらが新鮮なマイタケです。
反対に、古くなると表面に水分がにじんでくるので、そういうものは選ばないようにしましょう。
パック詰めにされているものは、内側に水滴がついていることがあります。
これは、古いものの目安になるので確認しやすいですよ。
たくさん水滴がついているものは、マイタケから水分が蒸発しているので鮮度が悪いことが一目瞭然パッと見て判断できるので参考にしてみてください。
多くの野菜や果物は、水分の多い方が美味しいですが、マイタケは違うのですね。
また、軸が白くて、弾力のあるものが特にオススメ!
お店でパックになっているものを買う時は、小房に分かれているものの寄せ集めではなくて、一株にまとまっているものを選ぶと良いでしょう。
マイタケの旬は、9月~11月なので、特に秋に美味しくなります。
旬の季節に鮮度の良い状態で食べたいですね。
魚が新鮮ではなかったの?生臭さが気になるときの対策法
[quads id=2]
きのこの下処理方法
キノコの正しい下処理方法をご存じですか?
私は、正直よく知りませんでした。なんとなく、こんな感じかなぁと”適当”でした。
とくに身体に害があるわけではありませんが、せっかくなので美味しく身体に良い栄養素を逃さず摂取したいですよね。
主要きのこの正しい下処理の仕方を調べてみることにしました。
きのこ6種の下ごしらえのポイント
①しいたけ
傘の表面がヌルヌルして気になるかもしれませんが、その部分にうまみ成分や香り成分が詰まっているので、洗わないでそのままにしましょう。
汚れが気になるようでしたら、軽くはたくかペーパータオルなどで拭くなどしましょう。
いしづきは、先の方だけ少し切りましょう。
②エリンギ
いしづきを切って汚れを軽くはたくか、ペーパータオルで拭きましょう。
手でたてに割くと、香りがたちますし味が染み込みやすくなります。
③えのきだけ
根元から2センチくらい切りおとしましょう。
水の中で軽く振り洗いしてゴミを落とします。
④なめこ
ザルで熱湯をあけるか湯通しをして余分なぬめりや臭みを取りましょう。
その後、水気を切りましょう。
大切な点は、ぬめりを取り過ぎないこと!
⑤しめじ
根元の一番硬い部分を少しだけ切りましょう。
軽くはたくか、水で振り洗いをする程度にします。
水に浸けると風味が落ちるので、水で洗いたい場合は軽めにすることが大切です。
⑥マイタケ
基本的に、全部食べられますが、気になる場合は、しめじと同じように根元の硬い部分を少し切り取ればOK。
洗わなくても大丈夫ですが、汚れが気になる場合は、他のきのこと同じように軽くはたいて落とすか、ペーパータオル拭く程度が良いです。
水で洗うと風味も栄養成分も流れてしまうので要注意ですよ。
輸入牛肉でも美味しく食べる方法はこちら
>>安くても美味しく!外国産牛肉の臭いを上手に消す4つの方法
まとめ
マイタケは、基本的に洗わずにそのまま調理して食べられます。気になる場合は、汚れをはたくかペーパータオルで拭きましょう。洗う場合は、サッと軽めに!
長く水に浸けると、風味も栄養も美味しい部分も、良い部分が全部流れてしまうのでもったいないです。
新鮮なマイタケは、カサの部分が肉厚で、色が濃くて光沢があり、触るとパリッと折れそうなものです。
下処理は、きのこの種類により違うので、それぞれ確認して正しく美味しく処理してくださいね。
水分が多そうなものは古いので控えてください。
秋は、きのこが美味しい季節です。
旬の食べ物は美味しくて栄養素も豊富ですし、その季節に必要な栄養が摂れるとも言われています。
正しく処理して、美味しく食べて、そして健康を目指しましょう☆