平成最後に再ブームが訪れ、令和に入っても人気の「タピオカミルクティー」
10代から20代の女性に大人気で、日本各地の人気店では行列が絶えない人気のドリンクとなっています。
初代ブームを知っているアラフォー世代は、懐かしさから子どもと一緒にハマっている!
なんて方もいますよね。
娘「ところでママ、タピオカって何?」
母「さぁ?食感が似てるから、わらび餅と同じじゃない?」
娘「へぇ。じゃあ、なんで黒と白があるの?」
母「品種の違いじゃない?おいしければいいのよ」
なんて行列に並んでいる時間つぶしの親子の会話で、子どもに間違った知識を与えて学校で恥を欠かせないためにも、
- ホワイトタピオカとブラックタピオカの違いは?味や食感は?
- タピオカは何からできている?原材料や作り方
- タピオカジュースの味は?どんなバリエーション?
今回は、何気なく食べてるタピオカについてご紹介します!
白タピオカと黒いタピオカの違いは?味や食感は?
タピオカティは飲むよねー。 pic.twitter.com/xo4I0QZKpY
— emi🍀 ↑^_^↓ (@sweetxkk_2) 2019年5月27日
最近、巷でよく見かけるタピオカティーに入っているタピオカは、ほとんど黒が多いですね。
けれど、アジアン系料理店のデザートなどに出てくるタピオカココナッツミルクは、白いもの(乳白色)が多いです。
そもそも違いは何だろう?と、ふと思ったことはありませんか?
冒頭の母娘の会話のように品種での違いで「白」と「黒」に分かれていると思っている方も多いですが『実はもともとは「白」なんですね!』
ブラックタピオカは『カラメル色素』という着色料で色づけされています。
カラメル色素は糖類を加熱し、食品の着色や風味づけに使用される食品添加物。
カラメル色素は着色料の中では最も使用料が多く皆さんも1度は飲んだことのあるコーラ、そして他にもビールやソース・醤油といった様々な食品や飲料に使われているんですよ。
色付けが一番の目的ですが、香りや苦みなどもつけるためにも用いられます。
ブラックタピオカの味は個人的にはホワイトタピオカに比べて「プリンのカラメルのような香りと苦み」がほんのすこーーーしだけする気がします。
(嗅覚に敏感なので幼少のころからご近所さんの夕食をニオイで当てて遊んでいました ^^)
しかし黒いタピオカは、タピオカミルクティーやアイスのトッピングなど黒いタピオカ自体をそのままで食べることがほとんどなく、 白いタピオカの味もほとんどしないため、 白タピオカも黒タピオカも味に違いはないという意見が多いよう。
また食感も元々が同じものなので、大きな違いはあまりないですね。
ただ、ブラックタピオカは10mm以上の大きい粒のものが多いので、小さい粒のホワイトタピオカに比べてモチモチ食感が強く感じられますよ。
ちなみに今、「カラフルタピオカ」なんて、カラフルに色付けされたものも流行しています。
そういえばピューロランドの青シロップにオレンジゼリーにカラフルタピオカで訳わかんなくなったドリンク見せてなかったね…(味は美味しかったです) pic.twitter.com/CJbwH7AB2P
— あや子*原稿しましょう (@monyoco21) 2019年6月17日
タピオカは何からできている?原材料や作り方
では、そもそもタピオカって何からできているんでしょうか?
「タピオカって名前だからタピオカ粉?」
「食感からして片栗粉とかじゃない?」
なんて予想もされていますが、正解は『北東ブラジル原産の『キャッサバ』(カサバイモ)というサツマイモに似たようなイモのでんぷん』からできています。
つまり、キャッサバデンプン=タピオカ粉です。
現地ではでんぷん製造方法を「タピオカ」と呼んでいてそれに由来しているようです。
小学校の頃に理科の実験でじゃがいもから片栗粉を作った経験はないですか?
まさにそれと同じようにすりおろして、キャッサバを乾燥させてでんぷんだけを取り出したものなんですね。
タピオカ粉はモチモチ食感を出すために、ミスドのポンデリングなどのお菓子にも使用されていていまやなくてはならないものになっています。
次にあの丸くする加工方法ですが一度、水に溶かして火にかけて粘りを出す→容器に入れて回転させて球状に加工→乾燥の手順でよく見かける乾燥の「タピオカパール」になるんですよ!
小麦粉とコーンスターチの違いは分かります?
>>>小麦粉とコーンスターチの違いは何?カスタードクリームに使う理由
タピオカジュースの味は?他にどんな物に黒いタピオカが使われる?
「近くにタピオカティーの専門店なんてない!」
という方!!最近はコンビニでも売られていますよ~。
ただ、一部の人の中には
「ジュースにカ〇ルの黒い卵が…」とか、
「飲んでみたいけどミルクティーが苦手…」
という人も。
そもそもモチモチ食感が苦手な人にはオススメできないですが、直径2cm以上のぶっといストローでタピオカパールを吸うというのが、私的にはとてもツボで吸うたびに爆笑!
渋谷、原宿付近の女子高生達もエンターティナー満載のタピオカティーに爆笑しながら飲んでいる気持ちがよく分かります。
自分自身がダイソン掃除機になったようなそんな気持ちでしょうか?
ティー(ドリンク)のバリエーションもかなり豊富で「定番のミルクティー」はもちろん、抹茶やほうじ茶、フルーツティーなどもあります。
冷たいタピオカティーしか知らなかったのですが、冬場にはホットもあるようです。
進化してますねー!
さらにびっくりしたのは、なんと
「タピオカビール!!」
ちゃんと「SNS映え」を意識してカラフルなフレーバービールになっているのが圧巻!
新宿に出現!?https://t.co/MWHrUsEQ7i
— クラフトビールタイムズ (@craftbeertimes7) 2019年6月12日
タピオカの味は黒も白もほとんど変わらないので、自分の好きなドリンクで試してみるのが良さそうですね。
ただ、白い大粒のタピオカパールももちろんあるんですが、インパクト重視なのか白いタピオカはジュースに入っているものはあまり見かけませんね…。
最近大きい黒タピオカが主流だけど、
— maki (@makingmaki89) 2019年2月20日
昔はタピオカと言ったらBB弾くらいの大きさの白タピオカが多かったよねー
ミルクティーに入ってるんじゃなくてココナッツミルクに入ってたよねー
ストローで飲むんじゃなくてボウルに入ってスプーンで飲んでたよねー
※下記拾い画です pic.twitter.com/59xWqjwGHc
「家でも作ってみたーい!」という手作り派のために乾燥タピオカパールの簡単な戻し方をご紹介します!
- タピオカパールを沸騰したお湯で中火で30分
- 火を止めて30分放置
- ザルにあけて水洗い
- (洗った後甘いシロップなどに20分程度つけておくとよりおいしい)
- お好みのドリンクを注いで、ぶっといストロー
- (100均一でも売ってます!)で飲みましょう♪
ブラックタピオカを5分で出来る茹で方もあります!(ポイントは浸け置きです☆)
まとめ
タピオカはキャッサバイモのデンプンから作られていて、丸く加工されたものです。
白タピオカと黒タピオカはどちらもキャッサバでんぷんからですが、黒はカラメル色素で色付けされています。
味は白タピオカでも黒タピオカでもほとんど変わらないが、粒の大きさでモチモチ食感が強く感じられます。
タピオカジュースはとにかくバリエーションが豊富!
タピオカにもほとんど味はないので、自分のお好みの味を見つけて楽しみましょうね。
タピオカジュースの飲みかけや空っぽの容器のポイ捨てが問題視されています!
地域のマナーを守って、美味しくいただきましょう☆
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