バレンタインや誕生日など記念日に、手作りチョコを贈るのってイイですよね☆

だけど日持ちを考えると、何日前につくるのか?いつ頃に作ればいいのか悩みます。

相手が食べるチョコレートになるので、賞味期限が気になりますよね。

そこで今回は、手作りチョコの日持ち日数や日持ちを延ばすポイントを友人の現役プロパティシエに聞いてみました!

またおススメの日持ちする手作りチョコレシピもまとめてみましたよ☆

手作りチョコ菓子の賞味期限の比較

バレンタインにも誕生日にも、手作りのチョコレート菓子はやっぱり人気です。

「生チョコ」や「トリュフ」などもとろける食感で不動の人気!

気軽に渡せるチョコクッキーやブラウニーも定番ですよね。

しかし気になるのは、手作りしたときにどのくらい日持ちするのか?

とくにトリュフや生チョコは、生クリームが入っているため含まれるため日持ちが気になります。

定番チョコレート菓子を、保存方法によっての日持ち日数をまとめてみました。

【常温保存可能なチョコ菓子】

お菓子の種類賞味期限
(日持ち日数)
チョコチップクッキー3~4日
ブラウニー6~7日
チョコパウンドケーキ5~7日
チョコマフィン
チョコカップケーキ
3~5日
チョコレートパイ3日

しっかり火を通した焼き菓子であれば、常温保存が可能です。

しかしホイップクリームやあえて半生状に焼き上げたりすると、日持ちが短くなるので注意しましょうね。

クッキーやパイのようにサクサクとした食感は、時間が経つと湿ってきて食感が変わるので早めに食べてもらう方がイイですよ。

【冷蔵保存のチョコ菓子】

お菓子の種類賞味期限
(日持ち日数)
型抜きチョコレート4~5日
生チョコ4日
トリュフ3~4日
マカロン3~4日
ガトーショコラ
フォンダンショコラ
3~5日
チョコシフォンケーキ5日

チョコレートのみのシンプルな型抜きチョコレートや火を通してあるチョコレートシフォン(デコレーションなしの場合)は賞味期限も長めです。

もしもトリュフや生チョコに生果物を使用する場合には、さらに日持ち日数が短くなるので気をつけてください。

市販品は徹底した衛生と温度管理のもとで作られているので賞味期限が長めですが、家庭で作るとなるとぐっと賞味期限は短くなることを知っておきましょう。

チョコ菓子の違いをちゃんと知っていますか?

>>>ガトーショコラとブラウニーは何が違う?似てるけど違うチョコ菓子の種類

生チョコやトリュフの賞味期限を延ばせる?5つの注意ポイント

出来れば少しでも手作りの生チョコやトリュフを長持ちさせたいですよね。

余裕をもって作りたい、渡したい、食べて欲しいと思うのはみんな同じです。

賞味期限を劇的に延ばせるわけではありませんが、ポイントを守って少しでも日持ちができるようにしましょう!

①仕様器具や調理台を清潔に!

使う調理器具、キッチンの作業スペースなどは清潔にして、水滴を残さないようにしましょう。

包丁やまな板もできれば除菌スプレーなどで消毒しておくことが大事です。

②手作業には手袋を使う

直接、口に入る作業を行う時にはビニールの手袋(100均でも売っています)を使いましょう。

例えばトリュフを丸めるとき、ブラウニーをカットするときなど、なるべく素手を使わず丸めたり、切ったものを触るようにします。

③加熱はしっかりと!

トロトロのフォンダンショコラや、しっとりしたガトーショコラなど焼き加減によって食感が変わるチョコレート菓子も多いです。

日持ちを考えるなら、ミキュイ(半生状態)ではなくしっかり焼きましょう。

もし「食感が命なの!」と焼き加減にこだわる場合には、きちんと賞味期限を伝えて早く食べるよう促しましょうね。

またガナッシュを作るときの生クリームも、きちんと沸騰するまでの温度まで加熱してから、溶かしたチョコレートに加えて混ぜる一手間で殺菌効果も変わってきますよ。

生チョコが固まらない?!原因はコレ!

関連記事→生チョコが固まらない?!柔らかすぎて切れない原因とアレンジ方法

④効率よく作業できるように準備しておく

生クリーム・卵など腐りやすい状態で常温に放置しておくのは危険です。

作業時間を短くするためにも下準備をしておき、効率よくお菓子作りをできるようにしておくことも忘れずに。

⑤チョコでコーティングする

トリュフや生チョコなど、ガナッシュを丸めたり固めたものの外側に「チョコレート」をくぐらせてコーティングすることで少し長持ちします。

このチョコレートは「テンパリング作業」をしないとチョコレートが元のように固まりません。

テンパリングをやらないと手の温度や、暖房の効いた室内温度でチョコが溶けてべったりなんて惨事になってしまいます。

詳しい方法はこちら。

>>>白くなったチョコの復活方法!食べても大丈夫?なぜ白くなるの?

しかし注意することは、表面にヒビ割れがあったり中が見えるような気泡や穴があると、雑菌がそこから入り込み、日持ちしません。

しっかりコーティングチョコをグルッとガナッシュや生チョコの周りに膜ができるようにしてくださいね。

以上の事を守ることで、トリュフや生チョコを5日程度に日持ちを長くします。

野菜室(15℃以下)で保存が基本になりますが、温度変化の激しいドアポケットには入れないでください!

チョコレートの正しい保存方法はこちら。

>>>チョコレートの賞味期限切れは食べてもイイ?1年以上は?最適な保存方法

日持ちするおすすめ手作りチョコ菓子ならコレ!おすすめ6選

市販のチョコに負けない、簡単に作れて豪華に見え、しかも日持ちするチョコ菓子のおススメを紹介します。

①お洒落なマンディアンチョコレートの作り方

テンパリングしたチョコレートにナッツ・チョコレート・トッピングで飾れば簡単なのに見栄えする「マンディアンチョコレート」が作れます。

マンディアンって何?って思いますよね。

フランス語の「(ordres )mendiants」托鉢(たくはつ)修道会の服の色から由来され、アーモンド(白)干しいちじく(グレー)ヘーゼルナッツ(茶)レーズン(紫)の4色を使用したことから名付けられました。

もちろん、この4種以外のドライフルーツやナッツを使ってアレンジOKですよ♪

②簡単チョコバー

溶かしたチョコレートにシリアルやドライフルーツ、ナッツを混ぜ込んで固めたチョコバー。

めっちゃ簡単なのにトッピングや包装で、すごくお菓子作り上手にも見えますよね。

③抹茶ブラウニーバー

普通のブラウニーでも美味しいし、日持ちもするのでバレンタインにもおすすめです。

でも、もうちょっと代わり映えさせてい!

そんなときは、ブラウニーをチョコでコーティングしてトッピングをつけたブラウニーバーがおすすめ♪

動画では抹茶×チョココーティングですが、ブラウニー×ホワイトチョコ(ミルクチョコ)コーティングでもいいですよね。

いちごチョコが手に入るのなら、いちご味にするのも他と差をつける贈り物になりますよ!

④チョコスティッククッキー

ちょっとした一手間でこんなに可愛いスティッククッキーが出来ちゃいます☆

こちらもアレンジは簡単ですよね。

ココアクッキー×ホワイトチョコ、ココアクッキー×抹茶チョコ。

バニラクッキー×ミルクチョコ、バニラクッキーinチョコチップ×いちごチョコ…etc

表面のトッピングも、ナッツ・いちごやマンゴーのフリーズドライ・トッピングチョコなど活用すればバリエーション豊かなスティッククッキーになりますよね。

⑤抹茶チョコクッキー

シンプルが1番♪

チョコクッキーに抹茶チョコを挟んだこちらのお菓子。

挟んでいる抹茶チョコは、ホワイトチョコレートと抹茶パウダーのみなので日持ちしやすいです。

甘すぎるお菓子が苦手な男子にも好まれる味ですよ☆

⑥チョコラスク

ただのラスクだって、飾りに凝れば立派なチョコ菓子★

こちらの動画のようなラスクも人気ですが、沁みしみ系チョコラスクも人気が高いですよ。

高校生ってウイスキーボンボンをあげたり食べたりで違法!?

知らずにウッカリでは危険ですね。

>>>洋酒入りチョコを高校生が食べてもイイの?未成年は法律違反?

まとめ

チョコレート菓子は、材料や調理法によってその日持ちも大きく変わってきます。

ガナッシュやトリュフなどの生チョコ菓子を日持ちさせるポイントは、「空気に触れさせない」「10℃以下で保存」ということがとても大切です。

簡単でも見栄えして日持ちもするチョコレート菓子はたくさんあるので、バレンタインや誕生日のプレゼントの参考にしてくださいね。

チョコは匂いを吸着しやすいので、冷蔵庫で保存するときは他の食材の香りが移らないようにしっかりラップとアルミホイル、または密閉タッパーに入れて保管してくださいね。

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