どうもラヴィです!

「海苔」って
ご自宅の台所に、必ず1袋はありませんか?
おにぎりに寿司にと、ご飯のお供に
普段の食卓には欠かせないですよね。

ところで
海苔をよーく見たことありますか?
よくよく見てみると、
ざらざらした面とツルツルした面が・・・

実はコレ、ちゃんと裏・表があるのです!
そんなこと気にしたことないって?

せっかくなのでどっちが表で
どっちが裏か知っておきましょう☆

海苔の裏表

海苔をよーく見ると
ざらざらした面と
ツルツルした面になっていませんか?

現在の通説では
表=ツルツル面
裏=ざらざら面
というのが一般的です。

これは巻き寿司やおにぎりにと
海苔を巻いたときに、
ツヤのある面を表にくるようにした方が
口当たりも見栄えも良くなるため。

お寿司屋さんでよく見ていると
板さんは、ザラついた面を上にして
シャリをおいていますよ♪

美味しい寿司を作るには
美味しくお米を炊くことからですよ。
→→→米はお湯で研ぐな!!水が良い4つの理由と美味しく炊くコツ

しかし噂で逆の説を聞いたことありませんか?
ざらざら面が表という噂。

これも間違ってはいないのです。
この説はざらざらしている様子と
関係してくるのですよ☆
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ざらざら面が出来る理由

ところで海苔ってどうやって作るのか
ご存知ですか?
海苔作りの工程に”ざらざら面は表説”
秘密が隠されています☆

海苔は海草の一種です。
豊かな海と育て方が海苔の美味しさを
決めるといっても過言ではないでしょう。

海苔の作り方は、
よく洗った生海苔をミンチ状に細かくし
水で溶き、海苔簾(のりす)の上に置いた
木枠に流し込み、厚さを均一にします。

海苔簾というのは、生海苔を広げて
乾かす道具です。
すだれをイメージすると分かりやすい
かもしれませんね。

海苔簾に薄く敷かれた生海苔を
昔は、海苔簾面を太陽に向け天日干しし
乾燥させていました。

このとき最初に太陽に当てられた面
つまり海苔簾に接触している面を
表としていた
ようです。

そして、ざらざらの正体海苔簾の跡
ざらざらの面を表というのも
間違いではない
のです。

知っておもしろい海苔の豆知識5選

onigiri
たかが海苔なのですが
知ればいろいろ面白い。
明日からちょっと通っぽくなれる
海苔の豆知識をどうぞ!

①海苔の語源

のりの語源はぬるぬるするという意味
「ぬら」が訛ったものと、言われています。
また海苔が水に濡れると、糊のように
くっつくことから「のり」呼ばれるように
なったという説もあります。

海苔という漢字が使われるように
なったのは江戸時代に入ってからですよ。

②海苔は税金だった!

今でこそ海苔はどの家庭にもある
普通の食材ですが、今から1300年前の
飛鳥時代には税金(租税)として
納められていました。

とても高級な食材で天皇への献上品
しても用いられていたほどです。

この高級であった海苔を庶民にも
身近なものにしたのが”徳川家康”です。

海苔が大好きな家康が海苔の養殖を
推奨したことにより江戸前の海苔が
大量に生産されるようになったのです♪

③海苔にも旬がある!

海苔は乾物品なので旬とは関係なさそう。
なんてとんでもない!
海苔の養殖にも時期があるため
収穫時期によって海苔の味も変わってきます。

摘み取りの始まる11月
「新海苔」と呼ばれ、旬の走り。
新海苔は12月頃出回り始め、
その味はやわらかく、香り高い風味
特徴でもっとも美味しいとされます。

そして11月に始まり2~3月頃までが
海苔の旬にあたります。

海苔は、冬が美味しいと覚えておきましょう♪

④海苔がご飯に合う理由

海苔といえばご飯。
こんなにも合う理由は
海苔には、三大うまみ成分である

  • 鰹節に代表される「イノシン酸」
  • 昆布などに含まれる「グルタミン酸」
  • 干し椎茸の「グアニル酸」

この全てが含まれています。
淡白なご飯だからこそ、海苔の旨みを
十分に味わうことが出来るのです♪

そして海苔にはビタミン・ミネラルも
豊富に含まれています。
ご飯の消化吸収を良くし
脳のはたらきを活発にすることから
朝食にもピッタリなのです☆

同じく脳の働きを良くするのはこの食材!
→→→青魚が脳を若返らせる!DHAは血液サラサラで5つの健康効果

⑤海苔のサイズ、半切・4切って何?

海苔を買うときにパッケージに
全型とか半切とか書いてあることを
知っていますか?

これは海苔のサイズ。
全型というのが基本の海苔の大きさ
たて21cm×横19cm(メーカーによって微妙に変わります)

その半分が半切(はんさい)、
さらに半分の1/4で4切(よんさい)、
さらに半分の1/8で8切(はっさい)です。

全型を1/3で3切(さんさい)
1/6で6切(ろくさい)
1/10で10切(じゅっさい)
1/12で12切(じゅうにさい)と呼びます。

ちなみに海苔の数え方は
1枚2枚と数えもしますが
10枚で1帖(じょう)と言いますよ♪

まとめ

海苔は
ツルツルした面が表
ざらざらした面が裏
というのが今の通説です。

口当たりや見た目の問題から
ツルツルした面が表の方が良いというわけです。

しかし昔は天日干しで乾燥していて
ざらざらした面を先に日に当てていたので
そちらが表と言っていましたよ。